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作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

神田老舗街

今日は神保町に用事があったので、昼過ぎから、ちょろちょろ歩いて
神田須田町へ。
この一角、神田老舗街と呼ばれていて、昔からある料理屋がかなり残っている。
昔ながらの建物が素敵すぎて、普通に歩いていても
何かタイムスリップしたような気分になる。

色々素敵な店はあるんだけれど、
今日は、あんまり時間が無かったのでゆっくりはできなかったけれど、
とりあえず、昼は、神田まつやで、もりそばを食べた。
須田町と言えば、もちろん、神田薮蕎麦が有名だけど、こちら、まつやも
負けず劣らず有名で、時々来る。
僕は、どっちかと言えば、薮蕎麦よりも、まつやが好きだな~。

そのあとは、あげまんじゅうがとにかく絶品な、竹むらへ。
ここは建物もほんとに素敵だし、あげまんじゅうの美味いことといったら
大変な事態です。
お土産用もあるけれど、やっぱり出来たてで温かいあげまんじゅうをその場で食べるのが
一番いいと思う。
外は、通り雨で、なかなか風情があって良かった。


さらに、雨宿りを兼ねて、っていうか、店にいたのに、敢えて出て、違う場所で雨宿りな
わけですが・・・
ショパンへ。
ここは、ショパンしかかからない名曲喫茶。
古き良き雰囲気がずっと残ったままで、落ち着く。

そんなこんなで駆け足で3軒行ってきました。

そして、いつも神田から行ってたけど、どうやら秋葉原が最寄り駅だったことが発覚。
でもやっぱり、神田から行く方が風情があって良いと思いました。
でもねー、秋葉原へ帰る道すがら、
万世橋が見えるのも、素敵なんだよなー、と思いながら、
今日もブラブラ。


昨日、何か本気で、なぜに僕は明治期や大正期、せめて昭和初期に生まれなかったのだろう、と
思ったんだけど、
いやいや、良く考えれば、今、という時代に生きているからこそ、昔への憧憬があるのだと思った。
その時代に生きてしまえば、やっぱり、今度は、何で江戸時代に生まれなかったんだろう、とか思うんだろうなァ。

ちなみに僕は江戸時代に生まれるならば、ペリー来航以降の開国に向かう時代に行ってみたいと思うけど、
それよりも、江戸が終わって明治になった初頭から昭和初期まで生きられたら、
絶対楽しかっただろうなー、とも思う。
それもこれも、今という時代を知っているからこそ思えるわけで、
やっぱり今が好きなんだろうなァ。
そして、昔に思いを馳せながら、神田須田町に行ったりするわけでござる。
by takekiygalmuto | 2010-01-28 15:41 | 日記