作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

色弱問題

なんということでしょう、昨日ブログを書いたのに、今日も書くというこの勢い。
今日は告知はしません。なぜなら、昨日したからでございます。

さて、最近僕の中でホットな話題はといえば、色弱です。
僕は色弱なんですね。緑と赤の差が分からない。茶色と赤が分からない。
グレーとピンクが分からない。などなど、色々分からない色があるのですが、
先日、「色のシミュレータ」という色弱の人がどういう風に見えているのかを体感するアプリを入れて、
色んな人に俺はこう見えてるんだよ、と見せたところ、ものすごく驚かれました。
誰がどんな色でものを見ているのかは、正確には分からないけれど、
僕の色弱は、色弱の中でもかなり強い方だということがどうやらわかりました。
僕の見える世界は大体セピア色みたいです。
そういえば、歌舞伎町のネオンとかとっても穏やかな佇まいで落ち着きますし、
色を見てどぎついと思ったことが無いのですが、
客観的に僕の見え方を人に伝えられるのは、ことのほか便利なことだな、とそのアプリを多用しております。

で、ですね、11月上旬公開の『ゴッホ 最後の手紙』という映画の試写に行ってまいりました。
これがもうすごいんです。ゴッホの死をめぐる謎を追う映画なのですが、
まず、ゴッホの絵を元にした構図を多用した実写映画を撮り、それを世界中の画家たちが
1秒12枚、6万枚以上のゴッホタッチの絵にしたアニメーション映画です。
それだけでもものすごい作業だなぁ、と関心するわけですが、内容もとても素晴らしい必見映画になっております。
公開されたら、ぜひ見に行ってみてください。

さて、その試写のあと、知り合いから「疲れなかった?」と聞かれました。
僕は疲れなかったので、よく意味がわからなかったのですが、どうやらゴッホの絵は
色がどぎつくて、それを90分見せられるというのはかなり疲れることのようです。
ここで、僕の見え方をお知らせしたいと思います。

上が普通の見え方。Cと書いてある方ですね。
下が僕の見え方です。Pと書いてある方ですね。

ちなみに僕には上も下も寸分違わず同じように見えます。
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皆さんは上と下、違う色で見えるのでしょうか。
僕はさっぱりわからないのですが、こんな感じにとてもゴッホは多少のデフォルメはあるものの、
自然にある色とほとんど変わず、大変穏やかでございます。

こんな見え方で日常を過ごしております。

生まれた時からこうなので特に日常生活で困るようなことはないのですが、
地味に困ることがひとつだけ。
レストラン等でのトイレに人が入っているのかどうか、何か、赤と緑の違いで把握しろ、というあの合図。
あれが全然分かりません。
まぁ、そのくらいなので支障ないのですが、僕が変な色の組み合わせの服を着ていても
それはそういう趣味なのではなく、僕には違う色に見えている可能性を汲み取っていただけたらと思います。


さて、最近、日本SF傑作選1 筒井康隆「マグロマル/トラブル」を読みました。
半分くらいは読んだことのあるものだったのですが、それでも尚余りある筒井康隆の初期短編の羅列。
最後の方は、まだ筒井なの!的な何だか分からない胃もたれ感に襲われながら読み切りました。
やっぱり素敵。ほんの些細なひらめきやアイデアがこんなにも鮮やかに小説になっていくバカバカしさに胸がすっとします。
さて、次は何の本を読もう。
とても忙しいけれど、やはり今日も僕は本を読むのです…。


次回は、僕の家の電気機器革命とタイムパラドクスについて書こうと思います。


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by takekiygalmuto | 2017-09-12 18:01 | 日記