作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

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11月2日の「MO TYM vol.1」

いよいよ、リハーサルも大詰めで、二日後のコンサートにどきどきしています。
いつでも初演というものは緊張します。

今回は、2曲再演ということで、中々、スムーズに練習は進んでいるから、
楽しめたらな、と思います。

そう! お知らせが。


11月2日のコンサートは18:30開場、19:00開演なのですが、
18:45頃から、僕、武藤健城と歌舞伎等の伝統芸能の評論家三浦広平さんが
「MO TYM vol.1」について少し話をすることとなりました。
プレイベントといった趣旨で、
「現代音楽をどう聴くか?」ということや、今回使われる三味線の新内の簡単な歴史、
大手拓次という詩人について、などなど。15分程度ですので、
お時間がある方は少しはやめにお越し下さい。



二日前になっての告知で申し訳ないけれど、
よろしくお願いいたします。



あと、会場までの地図など、御確認下さい。


門仲天井ホールHP
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by takekiygalmuto | 2006-10-31 12:12 | 日記

リハーサル

11月2日のコンサートのリハーサルをしています。


『藍色の蟇』は、チェロとフルートの曲で、4年前に横浜のISCM現代音楽祭の中で初演されました。それ以来、改訂したいなぁ、と思っていたものをやっとこさ改訂しての改訂初演。実際には、アメリカで一度やっているけれど、何だかその際は、僕自身も見ていないので、
今回が改訂版初演です。

素敵なチェリストとフルーティストを向かえ、リハーサルをしてます。
僕自身、さっぱり思い出せない部分もあったりするのですが、
楽しいです。

もう一曲、『ベルガモツトの香料』は、ピアノ、クラリネット、三味線弾き語りのための曲で、
初演は、女性三人で演奏したのですが、(はじめは、ロシア人ピアニスト、アメリカ人クラリネットに日本人三味線だったけれど、全く呼吸があわず、全員日本人に変えた苦い思い出が。。)
今回は、全員日本人男性奏者で、あでやかにやります。

女性の三味線と唄は力強く、美しいけれど、
やはり、艶っぽいのは、男性の唄ではないかなぁ、とか何とか考えています。

今回は、新内の人間国宝、新内仲三郎さんのご子息、新内剛士さんが演奏してくださり、
この新内の艶やかさにゾクゾクしながら聴いています。


良かったら、いらしてくださいねー。

11月2日(木)19:00より
門仲天井ホール

詳しい情報は、またすぐに載せますが、門仲天井ホールのHPをご覧下さい。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/schedule.html
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by takekiygalmuto | 2006-10-28 14:53 | 日記

週末は、遊ぶ遊ぶ。

金曜日の夜、
ものすごい猛ダッシュで、ギリギリ間に合う、読売交響楽団の定期演奏会。

矢代秋雄の

『チェロ協奏曲』と『ピアノ協奏曲』を聴く。



どちらも大変素晴らしく、いつまでも聴いていたいというような曲、そして演奏だった。
堤剛さんのチェロ。この日本的な協奏曲の、空間や音色は、
外国人チェリストにはないものだなぁ、と思いながら、聴く。

中村紘子さんの弾く『ピアノ協奏曲』は、
さすが、初演者で、矢代秋雄とも親交のあったピアニスト。
曲のはじめから、曲の最後を見据えているような、素晴らしい演奏。

一箇所も余計なことを考えることなく、
音にうずもれていくような、心地よい時を過ごした。



土曜日は、モーリス・ブランショについての講演会に行くか迷いながら、
笑点の公開録画に行く。

楽しかった。


先週は火曜日にも、田辺聖子のトークショーに行ったのです。



田辺聖子→中村紘子→笑点公開録画。



おれは、おばちゃんかっ!




いよいよ秋も深まってまいりました。ねっ




そして、
最近、一緒にライブをやったり、バックで演奏をさせてもらったりしている
逢坂泰精君のライブが10月27日(金)に四谷であります。

ステキなライブでござんす。
皆様是非行ってあげてください。
僕も見に行きます。


infoはこんなかんじです↓

高田馬場 四谷天窓

2006.10.27(金)    
四谷天窓 (9/9移転。詳細は下記HPにてご確認ください)
http://www.otonami.com/tenmado/news/

歌ピロティ Vol.4」
OPEN18:30
START19:00~  CHARGE\1500(1DRINK別)


出演 松岡穂 村山琢也、吉田佳奈子 YASUKIYO<g 西村健 &
KEY 村上通 &
スペシャルゲストアコーディオン 大久保敬{けいさま}>
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by takekiygalmuto | 2006-10-23 18:54 | 日記

むひひひ。

11月2日のコンサートの練習が始まりました。


昨日はフルートとチェロのための「藍色の蟇」の改訂版を練習。



しかぁし、


自分の曲であるにも関わらず、5年前の曲であるために
さっぱり覚えが御座いません。

自分の曲を忘れるとは如何ともしがたいことですが、
しょうがない。

ゆっくりゆっくり、やっていきました。


「ここの意味がわからない。何だ、この小節は要らないんじゃないか」

と自分で自分の曲を分析しつつ、進めていく、というなんともおかしな作業をしているのですが、


僕のポリシーとして、
曲が出来た時点で僕の役目は終わり。曲を完成するのは奏者だ、という前提に立っている、ということがある。
よい曲でなければ、それはそれは奏者がやる気にならないわけなのですが、
よい曲を書いたと自負して、あとは奏者の熱意、「どうやってこの曲を作り上げよう」という気持ちにさせるのが作曲家ではないか、と思っています。

そんなこんなで一度目のあわせは無事終了。


チラシ、案内等欲しい方は、コメントでも残していただければ、メールしちゃったりします。


宜しくお願い致します。
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by takekiygalmuto | 2006-10-19 17:34 | 日記

歌が好き。

11月と12月に逢坂泰精君と一緒に、
競輪場でライブをする予定がものすごーく楽しみです。

競輪場って、何ていうのか、競馬ではない、という部分に何かありそうな、なさそうな、
どんな人たちが聞きにくるんだろう、と思う。
それはそうと、馬や自転車やボートに乗って人が操縦してそれが賭け事になるのならば、
オフィシャルに1600メートル走とか賭けにしちゃいけないのかなぁ、なんて思ったりもしつつ、
やっぱり、一つ、動物や機械という、100%コントロールできないものが一種のフィルターになってるから面白いのかな、とか思ったり。
賭け事を全くしない僕としては、初めての競輪場にドキドキしてます。


って、何の話だ。



武満徹曰く「メロディーの書けない人は作曲家になるべきではない。」

本当にそう思う。


僕は現代音楽の作曲家だけれども、ポップスとか演歌や歌謡曲が好きだ。
そんなこんなで、ポップスを作ったり、自分で歌ったり、
現代曲の作曲家が何をやっとる、と言われそうだけれども、

もしも僕にしか表現ができないものがあるとすれば、それはやらなければいけないと思って、
勝手に色々歌っている。


先日、友部裕子さんという、美輪明宏さんと一緒に歌ったりしている、本当に素敵なシャンソン歌手のライブに行った。ライブといっても小さな店でピアノ一本で行うライブで、
プライベートパーティーのような雰囲気で、
しかも歌う歌が武満徹やクルト・ワイル、プーランクだったり、ベルエポックのシャンソンだったり、と他のシャンソン歌手とは一線を画した選曲と、もちろん、素晴らしい歌唱力で聴かせる。

ライブの後、終電を逃しまくりで、友部さんとピアニストの上条さんとお話をしていた。
その中で、友部さんがコルンゴルドが好きだ、という話をしていた。
僕もドイツ頽廃音楽は大好きだけれど、その中でもアイスラーの「ヘルダーリン断片」の中の一曲「ある町に寄せる」やコルンゴルドの「Desdemona' Song」はとてつもなくいい曲だと思うし、
そのよさというものは、現代音楽の中にはない、大衆性。しかもその大衆性には、クラシック音楽特有の一本筋の通った、背筋の正されるような気持ちにさせる部分がある。

彼らはドイツを負われ、アメリカに逃げハリウッドで映画音楽を手がけていた。
それが現在、彼らの過小評価に繋がっているのかもしれない。
けれど、良いものはやはり良い。
前衛性の強い曲というものは、必ずしも前衛である、とは一概には言えない。
寧ろ、二十世紀後半から無調の音楽が全盛を極めたクラシック=現代音楽の時代の名残である今、僕たちが作る調性音楽というものは、
無調を一度体験したあとに作られるものとして、ポストモダン的な位置に立つ新しい調性音楽を作り出せるのだと思う。

僕自身は、育った時代背景もあるので、無調の音楽も好きだ。
そして、それと同時に美しいメロディーや楽しいポップスも大好きだ。

二つの全く違う側面を持つ、歌、をたくさん作っていきたいな、と思う。

友部さん曰く、「クラシックとポップスという分野わけのナンセンスさは、これから50年くらいで解決されると思う。」  希望的観測ではあるけれど、僕もそうなってほしいと思う。
結局50年後、100年後には、無数にある音楽が淘汰されて、いいものだけが残るのだろうけれど、そのときにどのようにその時代の人々に受け止められるのか、が一番大切なのだ。
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by takekiygalmuto | 2006-10-13 03:03 | 日記

今度は歌曲を。

先月末から、すごい勢いで作曲していた曲が仕上がりはじめている。
そのようなことで、便乗して、
また一曲完成した。


『北原白秋の詩による4つの歌曲』
というものなのですが、
実はこれは、18歳のときに書いた曲で、何時の間にやら楽譜が失われ、
記憶の中にしかない曲だった。
それをもう一度、記憶を頼りに作り直し、
楽譜にした。


自分なりにいい曲だな、と思っていた曲なので、形にしておきたい、というのがあり、
丁度いい機会かな、と思って、
他の曲でソプラノ歌手を探していたこともあって、同封して楽譜を送ろう、という密かな企画のために作り上げた。


18歳のころからもう7年も経ってしまい、作曲技術はもちろん上がっているけれど、
あの素直なメロディーは今書けないかもしれない、と昔の自分を愛でながら
書いてみました。

さぁ、今月は、あと2曲。

自曲『ジャズ・タンゴ』の編曲と、『サックストリオ』を書き上げたい。
来月は、ピアノとサックス四重奏のための曲を書き上げたい。

もぅ、何が何やら、テンテコマイですが。



そして、ポップス部門も何だか着々とライブが決まっております。

11月に2回。12月には、何と4回入っているので、
近々まとめてどーーんっ!とお知らせします☆
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by takekiygalmuto | 2006-10-06 01:02 | 日記