作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

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「4ps concert」

新作初演のご案内です。


去年から続いた新作発表ラッシュもこれで最後です!そして、最大の勝負曲です!

僕の大好きでルーツでもあるハンガリーの作曲家バルトークの作品と同じコンサートで演奏されます♪


「4ps concert」
2007年4月13日(金)
18:30開場 19:00開演
大泉ゆめりあホール(西武池袋線大泉学園駅 徒歩1分)  
入場料 2000円  

曲目:
バルトーク「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」

武藤健城『不実な美女』2台のピアノとパーカッションのための



チケットは僕に直接コメントか、メールしてください☆

事前にお会いできる方にはお会いしたときに、当日になってしまう場合には、当日精算です☆


よろしくお願いいたします!


☆☆☆

『不実な美女』は、4楽章の古典形式で書いた、僕の初めての作品です。普段は、現代音楽では主流とされる単一楽章の作品が多く、4楽章を有機的に纏めるという作業は、現代において若干倦厭されているような気がしていましたが、
今回は、クラシックの基本、大バッハの息子、エマニュエル・バッハやマインハイム楽派によって基礎ができた、4楽章形式で書いてみよう、という結構、僕としては思いきったことをしてみました。
リハーサルを聴いて僕が思ったのは、自分が考えていたほど大規模なスケールを持った作品ではなかった、ということでした。
4楽章形式で作品を書いた場合、ベートーヴェンやブラームスのもつ壮大さというものが形式から生まれるのかと思いきや、僕の作品は、モーツァルトやメンデルスゾーンに近い雰囲気を自分で勝手に感じていて、
形式のわりには、小さくまとまった作品になっていました。

僕自身、壮大なスケールがあるものが良く、小さくまとまった作品はダメだ、と思っているわけではなく、両方の良い点はあると思っています。
大規模になればなるほど、壮大になるわけではない、という結構音楽の基本的なことを改めて体感できたことがすごく勉強になりましたー。

ということで、僕自身、今回の『不実な美女』は、かなり自信を持って聴いてもらえる作品だと思います。
1月に初演されたピアノとサックス四重奏のための『冬の夜ひとりの旅人が』とこの『不実な美女』の2作品が、僕のひとつのターニングポイントになるかもしれない・・・なんて、思ったり。

ということで、皆様、来てください!

チケット買ってください!
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by takekiygalmuto | 2007-03-27 13:14 | 日記

『愛の夢』


3月20、21日で3公演やった『愛の夢』。
何だか、ものすごい盛況で、立ち見が出るという、嬉しいトラブルのため、開演が遅れたり致しましたが、素敵に終了致しました。

ドタバタが色々ありましたが、楽しかったです。

舞台は楽しいね。音楽をやるときよりも、大変だなァ、と思ったけれど、楽しいね。

この企画が始まったのは、去年の10月。
そして、本格始動したのが、今年の2月中旬で、この1ヶ月半は死ぬほど忙しくて、もうやだなーァ、とか思ったけれど、終わってみれば、またやりたいなーァ、と思ってしまう。
舞台って魅力的なんだね。


観にきてくださった方々、ありがとうございました。
そして、色々御意見はあると思いますので、すべて真摯に受け止めたいな、と思っております。

舞台の全貌が見えたのが初日前日だったこともあり、相当のバタバタ、大変だった。
一体、どんな演劇なんだろう、何を言いたいんだろう、ということが分からないまま初日の幕が開く。
演劇が進むうちに、段々と分かり始めてくる。
昨日の最終公演では、やっとどんな演劇なのか、自分がどんな役なのかが見えてきて、
やっぱり終わっていくのが名残惜しくなった。


出演した、シャンソン歌手の友部裕子さんを初めて僕が見たのは、美輪さんの前座でジャン・ジャンに出ていたときで、もう十年近く前だったと思う。そのときの強い印象をずっと憶えていたら、去年、また友部さんの声を聴く機会があった。
そんな友部さんと今回競演できたことは、本当に嬉しかった。

それから、やっぱり素敵な歌手、ソワレさんとギャランティーク和恵ちゃん。二人とは一緒にステージをやる機会って無いんだろうなー、と思っていたら、今回、一緒のステージに。
嬉しかった!

普段あまり関わりのない演劇の人たちとつくり上げていったり、照明さんや舞台監督を無理矢理やってもらった人、他にもたくさんいろいろな人にいろいろなことをやってもらって、出来上がった。
僕の作品ではないけれど、何だか、みんなで作ったんだなー、という感慨に耽っております。

但し、内容としては、色々問題もあったと思うので、
次の機会を是非ともね、また作ってもらいたいなー、と思ってます。


ていうか、結局、朝6時くらいまでみんなで飲んだ。

楽しかった。


劇中流れる歌を2曲作曲させてもらった。

『季節の中で』と『愛の夢』の2曲で、
劇中歌というものを初めて書いたので、最初はどうしたものか、分からず、作業に手間取ったけれど、かなり自由に書きたいように書かせてもらえたので、
何とか、曲は書けました。

『愛の夢』という曲は、劇中でも一番メインになる歌で、この曲がダメなら書いた意味が無い。
しかも、僕は、シャンソンを書いた経験がないので、最初は戸惑うことばかりだったけれど、ポップスを書くように、それでも少しポップスよりはひねった雰囲気作りをした。
歌ってくれた聖兒君からも、いい曲だったし、これからも歌っていきたい、って言ってもらえて一安心。
良かったー。

疲れたけど、楽しいです、舞台。


さぁ、次は4月13日(金)
大泉学園の ゆめりあで僕の新作『2台のピアノとパーカッションのための不実な美女』が初演されます。

「4ps concert」
 2007年4月13日 18:30開場 19:00開演
大泉ゆめりあホール(西武池袋線大泉学園駅 徒歩1分)
入場料 2000円

曲目
バルトーク 2台のピアノと打楽器のためのソナタ
武藤健城『不実な美女』2台のピアノとパーカッションのための




来てください! ていうか、絶対来てください!
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by takekiygalmuto | 2007-03-24 05:01 | 日記
「愛の夢」公演に関してのお知らせ

3月20日(火) 19時30分 の回のチケットは、お陰さまで完売致しました。
有難う御座います。
当日券の発売は御座いませんので御了承下さい。

尚、21日(水)の14時半、18時半の公演に関しましては、若干席に余裕が御座いますが御予約をお願いいたします。
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by takekiygalmuto | 2007-03-19 03:07 | 日記

風邪をひきまして。




熱が出たり、咳が出たり、
本番前だというのに大変です。


3月8日は、市川市でちょっとだけ出張ミニコンサートをしてきました。


途中で何故か、グランドピアノの中に何かが落ち、プリペアードピアノのような音になってしまい、一度、演奏を止める、という前代未聞の大失敗をしてしまいました・・・。
演奏を止める、ということはどんな本番でもあってはならないことなのですが、
ピアノの中に落ちたものが、ピアノのカギで、
基本的にプリペアードピアノにするとピアノは傷ついてしまう。そのプリペアードピアノとは、弦の上に色々ものを置いたりして音色を変えることなのだけれど、
全く、そのカギの落ち方は弦の上にピッタリと、音色を変えてしまった。

何はともあれ、止まってはいけなかったかもしれない・・・。


そして、その後、やたらと熱が出てしまい、
現在やっと少し下がったかな、という感じです。


3月20、21日の舞台の、明日は通し稽古で、衣装もつける。
ちょびっと寒いなァ、でも頑張ろう!と気合い十分です☆
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by takekiygalmuto | 2007-03-13 05:21 | 日記

ピアノソロコンサート

友達の犬飼新之介君が
3月3日、ひな祭りだというのに
男気溢れるピアノソロコンサートを白寿ホールで行った。

プログラムは、
シューベルト 
ピアノソナタ 第13番 イ長調 D664

ベートーヴェン 
ピアノソナタ 第23番「熱情」 ヘ短調 op.57

バーバー
組曲『思い出』より
第4曲「トゥーステップ」
第5番「ためらいのタンゴ」

リスト
ピアノソナタ ロ短調 S.174

アンコール
ドビュッシー
月の光



シューベルトのソナタは、その曲が持っている小ソナタ的な雰囲気を凌駕した大きな演奏。本当に素敵だった。
新ちゃんは、もともとヴィルトゥオーゾ系のピアニストなので、こういう曲を弾いても、スケールの大きな表現になり、聴いていて心地が良い。僕は、このコンサートの曲の中で一番、良かった。
ベートーヴェンの「熱情」は有名な曲である。
そして、傑作と誉れ高いのだけれど、僕はあまり好きな曲ではない。ベートーヴェンのソナタはどれもそうだが、とにかく難しい。個人的には、ベートーヴェンが書き記したアーティキュレーションに常に忠実に弾くことがベストなのだろうと思うのだけれど、それを超えた素晴らしい表現も存在するだろうし・・・と考えていると切がない。
奏者としてやはり避けては通れないベートーヴェンの、特に「熱情」は難曲であると思う。
新ちゃんの演奏も、僕にはイマイチ曲の構成が明確に見えなかった点が惜しいと思ったけれど、音色やパッセージの美しさが際立ったすごくレベルの高い演奏だった。

バーバーは、気楽に聞ける小品で、すぐ終わっちゃったけど素敵だった。組曲全部やってもいいのに、と思った。 今度はバーバーのソナタが聞きたい。

そして、リスト。
このリストのソナタは、ロマン派のピアノソナタの中でも傑作中の傑作と言われる一方、超絶技巧の難曲、さらには単一楽章で書かれた、構成の複雑な曲。この曲をプログラムに入れる、ということは相当の自信の現われなのかなぁ、と思った。(絶対本人はそんなこと考えてなかったと思うけどw)
特に難しいのは、様々なセクションをどうつないでゆくか、30分を超える大曲を、セクションごとにパーツのように弾いてしまえば、全く統一感のない演奏になってしまう。そこを最初から最後まで長い一息で曲としてまとめる、ということは並々ならぬ難しさだと思う。
新ちゃんは出だしこそ、ややセクションごとに響く部分もあったが中盤以降は全く途切れることなく最後まで素晴らしい演奏をした。

彼の特色は、やはりヴィルトゥオーゾであるということだと思う。しかし、単なるヴィルトゥオーゾではなく、彼はかなり頭が良く、計算をして、曲を組み立ててゆく。しかし、それが頭で考えた演奏には全くならずに、しっかりと心に届く。
冷静でいて熱い。何て陳腐な褒め言葉なんでしょう。でも、そういうピアニスト。

こんな素敵なピアニストが同年代でいることが嬉しいし、
こんな素敵な友達がいるなんてー、誇らしいです、俺は。

つーか、俺、新ちゃんにソナタを書かなきゃいけなくて、何だか、遅々として筆が進まず、2年以上が経過。はやく書いて、弾いてもらいたくなった!
頑張ろう!


彼のコンサートはずっと観てきているけれど、今回のソロコンサートは、新ちゃんがプロのピアニストとして、本当に飛び出していくのだ、という気がする素晴らしいコンサートだった。


次回は、もっとプログラムの構成にコンセプトがある、統一感のある選曲で聴きたいな。
渋いプログラムで!

是非、みなさん新ちゃんを応援してあげてね。すごいピアニストになるよ、っていうか、すでにすごいピアニストだよ。

俺のブログから彼のブログもリンクしてありまーす。
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by takekiygalmuto | 2007-03-05 19:03 | 日記