作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

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モダンタイムズ8月号

2008年8月15日(金)
『モダンタイムス 8月号』
歌とピアノのアコースティックライブ!
於 :鈴ん小屋

Door Open 18:00 Start 19:00
料金 2500円(ワンドリンク付)
出演:Miwa(Vo)、イーガル(Vo)、伊瀬尚子(女優)、菊池智恵子(Piano)、前田雅史(Gt)


8月15日にライブします☆
お盆ですが、終戦記念日ですが、そんな要素も無く、大人のライブをしたいなー、と思っております。
今回は、6月のライブに引き続き、歌は、Miwaちゃんと俺、そして、ピアノは菊池智恵子ちゃんが弾きます。さらに雅史君にもギターを弾いてもらうので、ちょっといつもと雰囲気の違うものをやりたいなー、と思ってます。

僕は、オリジナル曲とシャンソンを中心に、今まで歌いたくてしょうがなかったけど歌ってなかった曲をガツンとやっちゃおうかな、と思ってます~。
もうね、やりたい放題やります。好きな歌を歌うライブにしま~す。

さらに女優の伊瀬さんには、ちょっと一人芝居的な朗読をしてもらって、僕がピアノを弾きます。
ピアノと朗読は、3月に歌人Sさんとやって以来なんですが、
こっちも楽しみ~。

頑張りますので、
お盆で東京にいて、やることなんもねーよ!っていう人、いらしてください~。
いや、むしろ、是非見たいから行く!っていう積極的な人も♪


ん~、楽しみ。

ちなみに僕は今週末から東京を1週間ほど離れてま~す。
相当ハードな仕事の予感。帰ってきてからすかさず8月11日には7th Floorにて素敵な素敵なアナベルちゃんのバックでピアノ弾きます。そのあとすかさず、8月15日のリハにはいります。


わーを。がんばろ!
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by takekiygalmuto | 2008-07-29 01:05 | 日記

色々思うこと。

突然ですが、現代音楽の作曲家っていうのが僕の職業です。
演奏家に頼まれて曲を書いたり、舞台音楽や映画音楽を作ったり、バレエの音楽を作ったり、そいういうことをしている。
実際に演奏される、というのは長くても1時間くらいの作品だけれど、それを作る時間というのは地味に長くて、とくに時間がかかるのが、楽譜を書く作業。最近はパソコンで作ってるけど、ちょっと前までは手書きだったから、オーケストラなんか書こうものなら、半月以上は楽譜作り、腱鞘炎にはなるし、大変。さらにリハーサル、修正・・・。
その作業は結構時間がかかる。
でも、そういう作業は大してイヤだなー、とも思わずにやれているのは、もしかしたら自分に向いてる職業なんじゃないかなー、と最近おぼろげに思ってきた。
色々な人に曲を書いてほしいと頼まれるから、作曲家なんだろう、とは思ってはいるけれど、才能があるとか向いているとかそういうのは分からないままここまで来て、最近は自分のやりたいことが明確に見えてきたなぁ、と思う。

それもこれも、去年から歌を歌う機会をたくさん得て、ポップスやシャンソンや歌謡曲やオリジナルの曲を色々歌ってきて、自分自身がやってみると、ポップスを歌うスタンス、クラシックを弾くスタンス、現代音楽を作るスタンスというのはどうもかなり違うようで、同じ音楽だ、と言っても、自分のやるべきことというのがきっと違う。

それが何かっていうことをクドクド書くには僕も頭が整理できていないけれど、作曲をした作品を発表するときに、僕は場所というのをすごく意識する。
同じ音楽を聴くにしても場所が違えば聴こえ方もきっと違う。というか違うに決まっている。その場所や、舞台の見え方を考えるというのは、やっぱりポップスを歌ったりしたことも生かされているなー、と思う。

作りたい音楽と作らなければいけない音楽は違うものだと思う。
どちらがいいとか悪いとかではないんだけど、大抵奏者から頼まれるものは、編成や長さが決まっていて、作らなければならないもの。作りたいものは、好き勝手に作る。ただ、頼まれたものでもその中で自分がやりたいことを探し出して新しい何かを作りたい、と思うから、それも作りたい音楽かもしれない。

場所にしても、常にクラシックのコンサートホールだけで演奏をするのではなく、色々な場所でやれたらな~、と思っている。
今までも意味不明な場所でコンサートをしてきたりしたけれど、もっともっとコンセプトが明確な場所で出来たらいいな、と思ったり。

あとは、違う分野の人たちと絡めたらなー、と思ってます。
もうね、いい加減自分で動いたり、やりたい企画をしまくっていこうかなっ

オーソドクスなクラシックのコンサートと、
コンセプト押しなコンサートと、
両方いいバランスでやっていけたらなー。


ってなことで10月5日に僕の作品のコンサートをします。
しかも、僕は自分のポップスも歌ったりして・・・どんなコンサートになるんだろ、と楽しみです。
8月15日には、ライブをします。こっちはオリジナル曲とシャンソン。ちょっとクラシックっぽいのもするかなぁ。あと、ゲストに素敵な女優さんを呼んでいるので、その人に一人舞台をやってもらって、ここでは僕はピアノを弾きます。シャンソンとあとは即興でその場で曲をつけていく。
9月も10月もライブたくさんあるんだけど、よかったらいらしてくださいなー。
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by takekiygalmuto | 2008-07-26 19:14 | 日記

崖の上のポニョ

注)映画の内容に言及しまくってます。


『崖の上のポニョ』を見てきました。しかも、初日。でも深夜。
真夜中に映画館がやってるだなんて、都合よすぎ、と思って行ってきました、ポニョ。

もうね、最初から最後まですごく良かったです。
話は、といえば、『人魚姫』をベースにさらにものすごくファンタジックにしたもので、ポニョっていう何か分からない魚の女の子が人間になって、宗介君という男の子を好きになる、という話。
そこに、「世界古代海化計画」みたいなものを引き起こしている男の思惑が絡み、ぐいぐい進んでゆく。

どのシーンもCG無しの手書き。その絵も今までのジブリの作品のようなスタイリッシュさではなく、何だろう、宮崎駿がテレビ時代に手がけていた作品のような画質。それなのに、超高速でめくるめくような津波や押し寄せる雨。突如水の中に沈んだ街。どこをとっても素晴らしいファンタジーに満たされている。

主人公の二人、ポニョと宗介は、5歳くらいという設定で、彼らは自分たちの存在意義なんてもちろん考えないし、私たちは誰でどこへ行くのか、などという問いを持たない。魚だったポニョが人間になっても、魔法を使っても、何の不思議も無く適応する。
そして、ポニョは無意識に世界を古代の海にしてしまう魔法の薬をばら撒いてしまい、世界は均衡を無くしてゆくのだけれど、ポニョが魔法を使うことに意識が無いように世界を壊してゆく意識も無い。

彼らは、大人たちが言う「試練」の真っ只中を漂い、その試練に打ち勝とうとする。もちろん、それは無意識で、何にも立ち向かおうという気持ちのないままに進行してゆく。

僕たちの世界でも、大人から見れば、これに打ち勝つことが一回り成長できることなんだ!とか何だとかいいながら、自分たちのやっていることに意味を見つけ、それを乗り越えることに価値を見出す。大人が勝手に自分たちの尺度の中の「試練」を子供に与えているが、もちろん子供たちにそんな意識は無い。ただ無邪気なだけで、ニコニコしたり悲しくなったり、眠くなったりする。

映画の中には試練らしい試練は無い。それなのに、大人の目から見たポニョと宗介は試練を乗り越え、世界を救う。当人たちは、全くそんな気持は無いので無邪気で楽しそうにしている。

世界は常に二面性を持っている。きっと、自分が思っていることと他人が自分に対して思うことは全く違うのだ。
自分が大変だ、と思うことも大したことじゃないかもしれないし、自分が大したことじゃないと思っていることがものすごく大したことなのかもしれない。

人が成長する、ということは他者の目を通して他者の中にしか存在しないのかもしれない。子供は無邪気に世界を救う。
何てかわいくて、素敵で、夢に溢れた映画なんだろう、と思った。


そして、舞台となった街が、最初は普通の街として、それがあっという間に海の中に沈み、突然ファンタジーに変わる。
重要な役割を持つ老人ホームは、竜宮城に突然変わる。同じ概観を持った建物が、一変してファンタジーの中に存在する、ということが鮮やかに行われていた。

もぅね、この映画素晴らしすぎて、ずっとドキドキしてみてしまいました。

但し、外面的にファンタジックな要素や試練があるわけではないので、見ている僕たちにも、ものすごい量のイマジネーションが必要なのかもしれない。
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by takekiygalmuto | 2008-07-22 01:13 | 日記
ソワレさん主催の渋谷巴里祭へ日曜日は行きました。

出演は
□2F:Shibuya O-WEST
~プレミアライブ~ OPEN 16:30/START 17:00
小島麻由美/戸川昌子/ピエール・バルー/エロチックトロワ/ハイスクールメイツ

□5F:Shibuya O-nest
~クリニヤンクール~ OPEN 14:30/START 15:00
伊藤ヨタロウ/エルナ・フェラガ~モ/情念/ちんどんブラス金魚/渚ようこ/マイア・バルー/山根麻以/山田晃士&流浪の朝謡

□7F:7th floor
~アフタヌーンからシャンソンを~ OPEN 13:00/START 14:00
サカイレイコ/ソワレ/友部裕子/はな/花木さち子/渡辺歌子/中上香代子/エトワール板橋


僕はひとまず、マイヤを見に行ったらすげー混んでる! やっぱ、マイヤすごいな~。ネストが超満員でした。そしてカッコいいライブしてました。その後は、友部さんを少し見て、渚さん、エルナさん、ソワレさんのエロチックトロワを観て、渚さんのソロステージ。小島麻由美さんを見て、再び友部さん、そして、戸川さんを見て、ピエールさんを見て終了。

もう、何でしょう、この素晴らしいイベントは。こんなに素敵な人たちに囲まれて、僕も音楽をやっていられる、ということが嬉しくなりました。
ってことで、終了後は、新宿フォークの小田切くんやコーヒーカラーの仲山くんたちとカラオケに行きました♪
仲山くんに、コーヒーカラーのオリジナル曲歌ってもらっちゃった。
おぉーぅ。


さぁ、俺も頑張ろう。

何気に8月15日にライブします。
詳細はまた後日アップしますが、終戦記念日でありながら、あまり終戦色の強くないライブをします~。

さらに年一度くらい出来たらいいな、と思っていた僕のクラシックというか現代音楽の演奏会ですが、どうやら10月頭くらいにまたやりそうな気配です。
んふふ。んふふ。
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by takekiygalmuto | 2008-07-18 18:49 | 日記

モダンタイムズ6月号

『モダンタイムズ6月号』
於:鈴ん小屋
出演:イーガル、MIWA、BILKE、菊池智恵子

僕が歌ったのは

黒い蝙蝠
小さなカンタータ
春の葉書
秋の日
小さな空with Miwa
酒場のパロール
不思議な映画館
幼年

でした。
オリジナル曲中心でやりました。
楽しかった。BILKEもやっぱり一緒にやっていて楽しいし、素敵だし、もっとオリジナル曲中心にライブをやっていきたいな~、と思いました。
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by takekiygalmuto | 2008-07-07 20:48 | 日記

古楽器を弾く。

とある演奏家の家へ行くと、18世紀や19世紀のピアノやチェンバロがたくさんあって、色々弾かせてもらったり、演奏を聴いたりした。
今まで思っていたことというのが、いかに知識の裏打ちの無いものだったのか、と痛感することもたくさんあった。
エラールという19世紀フランスのピアノを弾くと、低音域、中音域、高音域、と響きがまるで違う。オーボエでいえば、シャルモーとかクラリオンとか音域によって音色が違うけれど、19世紀までのピアノにもそういう音の個性が音域によっても色々あったんだなぁ、と弾いてみて改めて実感した。このエラール製のピアノは、リストが愛用していたり、フランスの作曲家たちはほとんど使っていたようで、なるほど、このピアノの音色がフランスの印象派の和音を作り出したんだ、と思えるほどの繊細で、ハープのような音。ときに、ソフトペダルを踏んで、ピアニッシモで弾く高音域は、ハープそのもの。絃を叩いて音を出しているとは思えない音でした。
なぜ、リストがその音域を使い、サティの音楽が独特なのか、このピアノで弾けば、納得できる。
他にもピアノの歴史を教えてもらい、そしてそして、チェンバロの演奏を聴いた。
こんなに近い場所で演奏を聴くなんて機会は無いので、ドキドキしながら楽譜と葛藤して、音を聴く。このチェンバロというのもどうやら6種類あるらしく、場所によって、音色や形が違う。
僕の聞いたフランス型は二段になっていて、一音に対して3本張ってある弦を、どのように弾き、音を作り出していくかを教えてもらった。
考えていたよりも、音のダイナミクスの幅が大きく、かなり豊かな感情表現の出来る楽器だった。バッハの曲をピアノで弾いたときには分からない、音なんですねぇ。
そして、バッハ以前の音楽を弾いてもらい、満喫。
ていうか、何でそんなことをしているかと言えば、現在、300年前の調律法で調律されたチェンバロのための組曲、を書いているんです。しかも無調ではなく、300年前の音楽のようなものを。大変ですが、頑張っております。
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by takekiygalmuto | 2008-07-04 13:32 | 日記