作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

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占い。

昨日、占いをしてもらいました。
タロット占い。ジョンさんに、占ってもらいました。

近い未来の懸案をいくつか占ってもらったんですが、
何だか、すごいの。
あまり詳細なことは言わなかったにも関わらず、
ばしばし当たる。
ちょっと、当たりすぎて怖い、という感じもあったくらい、当たる。

しかも、その解決法を教えてくれたり、
何ていうんだろう、占い自体が、当たってる当たってない、には関係なく
(ていうか、当たってたんだけど、もし当たってなかったとしても)
自分が若干悩んでいたことに答えが見つかって、すごく良かったなァ、と思った。

占いのあとで少し話してたんだけど、
占いの種類によって得手不得手というのがあるらしく、
タロット占いは、人間の感情を読むことが得意な占いみたい。
だから、将来設計とか、何年後に僕は何してますか? とか、
そういう漠然とした問いに答えることは苦手で、
そういう質問には、西洋占星術とか、もっとチャートを書いて、
計算していくような占いが得意らしい。
んでもって、タロットの場合、人間の感情を読むことが得意だから、
例え悪い答えが出たとしても、そうならないための解決法を教えてくれる。

ってなコトで、人生何度目かの占いだったんですが、
ビビりました…。
今まで、占いを甘く見てた!


んでもって、今日は
星読み師☆Takaさんの出版記念パーティーでライブします~。
誰でも入れるので、お暇でしたらいらしてくださいな!
占いブースもたくさんあるよ♪


2009/10/28(wed)
星読み師★takaの「紫微斗数占い入門」出版記念PARTY
open19:00/start 20:00-close 23:00
前売り\2500/当日\3000

※約100名様までテーブル席あり。お食事&ドリンクは別とな
ります。

出演;ギャランティーク和恵 、モダンガァール&スナイパー、
イーガルとロヮゾーナイフ、響レイ奈
トークショー:星読み師★taka、そまり百音(ザ・バファリンズ)

DJ:郷、Norie・W・バタフライ
素敵なライブ&トークショーでお楽しみください。
数名の占い師による占いブースもあります。乞うご期待!
場所:イーツ・アンド・ミーツ カイ【青山・スパイラル
(B1F)】
東京都港区南青山5-6-23
PHONE.03-3498-5790
http://www.spiral.co.jp/f_guide/cay/index.html

★本の紹介★
数ある占いのうち、もっとも当たる占い、紫微斗数占星術。
東洋のホロスコープを使い、自分だけに与えられた「使命」「なす
べきこと」「前世からの試練」を示す。自分自身の「命盤」をみず
からつくることによって、従来のステレオタイプの性格判断の枠に
はまらない分析が可能。命盤は、約24万8千通り!
定価1400円(幻冬舎)
★ 著者の紹介★
中島多加仁 [なかしま たかひと]
http://www.hoshiyomitaka.com/
1970年生まれ。幼少期から神秘体験に恵まれ、23才で古神道
系陰陽師として活躍。原宿で古着屋を経営しながら「星読み師
★taka」という名で知られ、全国に多くの弟子を持つ。

★出演者★
ギャランティーク和恵
http://gallantica.com/
2007年にVIVID SOUNDより、歌謡曲のカヴァーアルバム
「ビューティフル・アルバム」をリリース。さらに同年、新宿ゴー
ルデン街に自身の店「夜間飛行」をオープン。歌謡曲を懐メロでは
なく日本のスタンダードとして捉え、歌い継ぐスタイルを徹底しな
がら、現代にふさわしい華やかな歌謡ステージを目指し活動してい
る。

響 レイ奈
http://www.mariascloset.com/blog/
平成のアングラ歌謡界で活躍する昭和歌謡の歌姫。06年よ
り、お色気歌謡ユニットのヴォーカルとして都内のライブハウスで
暗躍。ポップス、ジャズ、シャンソンなどを60年代から70
年代の色に染めて演出。今年から本格的にソロ活動を始める。特技
はタロット占い。

イーガルとロヮゾーナイフ
http://takekiygalmuto.com/
現代音楽作曲家・武藤健城=イーガルを中心にピアニスト菊池智恵
子、クラリネット奏者/ベーシストの荻堂洋一と共に2008
年に結成。サポートメンバーにギタリストの前田雅史とドラマーの
黒田翔一、有田恭子ら最前線で活躍するミュージシャンをむかえ、
都内ライブハウスを中心に活動。

モダンガァール&スナイパー
http://modern-girl.net/
独自のぶっ飛んだセンスで広告業界を荒らしてきたヨシナリミチコ
と、ゲーム・CM音楽を生業としながら、過剰な世界観をかな
でる後藤樹里が、原色の普段コーデで意気投合し結成。オシャレと
過激が入り混じった、青春熱血テクノ。今年秋、apart.RECORDS
よりアルバムをリリース。

そまり百音:トークショー
http://monesomari.nekonikoban.org/
神社仏閣エレクトロユニット♪「ザ・バファリンズ」ヴォーカル
(作詞・作曲・振付け・打込み)。物心ついた頃から神秘・心霊・
考古学などに強く感心があり、8歳頃からタロットを独学で始め
る。音楽活動を通じ星読み師★takaと出会い、感化され、弟
子入り。紫微斗数を学ぶ。

DJ:郷、Norie・W フレアバタフライ
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by takekiygalmuto | 2009-10-28 08:00 | 日記

雨の日と月曜日は

別にそんなに好きじゃないんだけどさ、
カーペンターズの歌って、時々、ふと歌詞を思い出して、そして、
何だか納得したりする。

今日はなーんだか、朝からずっと
Rainy days and Mondays-雨の日と月曜日は
の歌詞とメロディーが頭を回ってる。

...rainy days and Mondays always get me down
What I've got they used to call the blues
Nothing is really wrong
Feeling like I don't belong...

雨の日と月曜日はいつも気が滅入る。
昔ならこんな気持ちをブルースって呼んでいた。
何か嫌なことが起きたわけじゃない。
ただ、どこにも居場所がないように感じて…

そんなような歌詞なはず。
いい曲だなー。
カーペンターズ聞きたいなー、CD持ってないけど。

買いに行こうかな。
憂鬱な、雨の日の月曜日だけどさ、今日は。
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by takekiygalmuto | 2009-10-26 15:55 | 日記

ツイッター

Twitter初めてみたんだけど、さっぱり意味が分からず、
現在、ジョン(犬)ちゃんと、ガチャピンのみフォローしてます。
てか、フォローって何なのかすら分かりません―。


何となく、僕を見つけたらフォローしてみてください。

ygalionって名前です。
イーガル+ライオンで強そうな感じです。
ていうか、昔オンラインのFF11をやってたときの、僕のタルタルの名前が
ygalionでした、ってどーでもいーっ。
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by takekiygalmuto | 2009-10-24 12:05 | 日記
青山のCAYの出版記念パーティーでライブしまーす☆
誰でも入れるので、来てみてください~。
今回はね、響レイ奈ちゃんとデュエットします。
しかも、オリジナル曲を作っちゃいました。
振付もあって、かなり頑張ってます♪
来てね。
来てね!



2009/10/28(wed)
星読み師★takaの「紫微斗数占い入門」出版記念PARTY
open19:00/start 20:00-close 23:00
前売り\2500/当日\3000

※約100名様までテーブル席あり。お食事&ドリンクは別とな
ります。

出演;ギャランティーク和恵 、モダンガァール&スナイパー、
イーガルとロヮゾーナイフ、響レイ奈
トークショー:星読み師★taka、そまり百音(ザ・バファリンズ)

DJ:郷、Norie・W・バタフライ
素敵なライブ&トークショーでお楽しみください。
数名の占い師による占いブースもあります。乞うご期待!
場所:イーツ・アンド・ミーツ カイ【青山・スパイラル
(B1F)】
東京都港区南青山5-6-23
PHONE.03-3498-5790
http://www.spiral.co.jp/f_guide/cay/index.html

★本の紹介★
数ある占いのうち、もっとも当たる占い、紫微斗数占星術。
東洋のホロスコープを使い、自分だけに与えられた「使命」「なす
べきこと」「前世からの試練」を示す。自分自身の「命盤」をみず
からつくることによって、従来のステレオタイプの性格判断の枠に
はまらない分析が可能。命盤は、約24万8千通り!
定価1400円(幻冬舎)
★ 著者の紹介★
中島多加仁 [なかしま たかひと]
http://www.hoshiyomitaka.com/
1970年生まれ。幼少期から神秘体験に恵まれ、23才で古神道
系陰陽師として活躍。原宿で古着屋を経営しながら「星読み師
★taka」という名で知られ、全国に多くの弟子を持つ。

★出演者★
ギャランティーク和恵
http://gallantica.com/
2007年にVIVID SOUNDより、歌謡曲のカヴァーアルバム
「ビューティフル・アルバム」をリリース。さらに同年、新宿ゴー
ルデン街に自身の店「夜間飛行」をオープン。歌謡曲を懐メロでは
なく日本のスタンダードとして捉え、歌い継ぐスタイルを徹底しな
がら、現代にふさわしい華やかな歌謡ステージを目指し活動してい
る。

響 レイ奈
http://www.mariascloset.com/blog/
平成のアングラ歌謡界で活躍する昭和歌謡の歌姫。06年よ
り、お色気歌謡ユニットのヴォーカルとして都内のライブハウスで
暗躍。ポップス、ジャズ、シャンソンなどを60年代から70
年代の色に染めて演出。今年から本格的にソロ活動を始める。特技
はタロット占い。

イーガルとロヮゾーナイフ
http://takekiygalmuto.com/
現代音楽作曲家・武藤健城=イーガルを中心にピアニスト菊池智恵
子、クラリネット奏者/ベーシストの荻堂洋一と共に2008
年に結成。サポートメンバーにギタリストの前田雅史とドラマーの
黒田翔一、有田恭子ら最前線で活躍するミュージシャンをむかえ、
都内ライブハウスを中心に活動。

モダンガァール&スナイパー
http://modern-girl.net/
独自のぶっ飛んだセンスで広告業界を荒らしてきたヨシナリミチコ
と、ゲーム・CM音楽を生業としながら、過剰な世界観をかな
でる後藤樹里が、原色の普段コーデで意気投合し結成。オシャレと
過激が入り混じった、青春熱血テクノ。今年秋、apart.RECORDS
よりアルバムをリリース。

そまり百音:トークショー
http://monesomari.nekonikoban.org/
神社仏閣エレクトロユニット♪「ザ・バファリンズ」ヴォーカル
(作詞・作曲・振付け・打込み)。物心ついた頃から神秘・心霊・
考古学などに強く感心があり、8歳頃からタロットを独学で始め
る。音楽活動を通じ星読み師★takaと出会い、感化され、弟
子入り。紫微斗数を学ぶ。

DJ:郷、Norie・W フレアバタフライ
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by takekiygalmuto | 2009-10-24 08:37 | 日記

ジャンの襟巻

c0077204_14272411.jpg

僕の犬ジャン=フィリップが日曜日に手術をしました。
カストラート! いわゆる去勢手術です。

で、傷口を自分で舐めないように、首の回りに何かつけてます。モーリングって言うらしい。


都会で暮らす犬としては手術は仕方ない部分もあるし、犬自身のストレスを考えれば、去勢手術をするのは否めないことかもしれない。そうは思ってもちょっと悲しいなァ。

でも首の回りに何かついててちょっと可愛い。
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by takekiygalmuto | 2009-10-22 14:27 | 日記

速水御舟その2

ということで、新しくなった山種美術館に入る。
地下へ降りて行く。

まずは御舟が十代の頃に描いた作品から、習作時代であろう。
まだ学生であった御舟が様々な過去の方法論を学んだことが良く分かる。
特に「瘤取之巻」は、平安期の鳥獣戯画的な墨の筆使いで、描かれている軽妙な絵も楽しい。
さらに「山科秋」に見られるように、画塾の先輩今村紫紅の影響もあり、華やかできらびやかな日本画を描く。


c0077204_225830.jpg
それでも、それはまだ御舟の真価では無い。
やはり「炎舞」の凄まじい赤。暗闇の中に舞い上がる炎。そして、その回りに集まる蛾。
御舟曰く、この赤はもう一度出せと言われても出ない赤だと言う。

西洋画の場合もそうだけれど、日本画の場合はより一層、現物を近くで見たときに見えてくるものが違う。きめ細やかな絹の上に彩色された絵は、細かく、その繊細さを知った上で離れてみたときに、見えてくるものが全く変わってくる。この「炎舞」の炎は、発光しているような赤だった。そこに光源があり、舞い上がる炎に惑わされたように集まる蛾。何か凄まじい生の力に溢れている。
その凄味の中に、きめ細かい線が炎を優美な姿に見せ、絵には気品がある。
この絵は、本当にすごい絵だと思う。何かが迫ってくるような、絵に引き込まれてしまうような力があった。


そしてニ対の屏風絵「翠苔緑芝」に描かれた緑の丘は樹の幹は簡略化され、それに比べて紫陽花は精密に描かれている。
この丹念に描いた部分と簡略化された部分とのバランスが美しくて、そこにいる黒猫と白兎の対比も素敵だと思った。
c0077204_22172924.jpg

さらに「名樹散椿」は、「翠苔緑芝」にあった簡略化と精密な部分がより強度なコントラストを持って描かれている。
丘の上にある椿。その幹は丘の後方に描かれているにも関わらず、花の部分は丘よりも前で迫ってきている。現実には存在し得ない距離感を持って、それが描かれていると、そうあるべき、と思わせるような美しさで迫ってくる。

他の作品にも、蜘蛛や蛾を描いたものがあり、御舟の持っていた幻想的な視野がいかんなく発揮されている。
どの作品も精密で、そして幻想的で、明確なコントラストを持った作風で、明治以降の近代的な構図が、より明確な意図を持って描かれていることが分かる。
ただ、江戸時代以前の日本画の構図の上に成り立っているのではない、御舟独自の美学なのだろう。松園の構図の見事な美しさに比べて、少し歪で、それが御舟の味になっていると思う。

この作品以降、展示会の中で飾られていた渡欧時の写生やデッサンは「婦女群像」に集約される予定だったのだろう。しかし、志半ばで亡くなった御舟。「婦女群像」は未完のままに終わった。
もしも、というか歴史にもしもという言葉はないかもしれないが、もしも完成されていれば、きっと御舟の第二期という時代に入ってゆくのだと思う。
その時代に描かれたデッサンや木や花の絵には、「炎舞」や「名樹散椿」の時代にあった若々しい挑戦への意欲や、エネルギーは無いものの完成された自らの作風から脱却して、新たな御舟へ向かうようなものばかりだった。
そういう意味で、御舟は志半ばで亡くなった画家だったのかもしれないと思う。

30歳半ばで傑作を発表し、そこから苦悩の時代を迎え、自らの絵に向かう気持ちをもう一度見つめていた御舟。新しい何かを発見し始めた頃、40歳で亡くなった。
これ以降の作品があるとすれば、もしかしたら「炎舞」や「名樹散椿」を凌駕する何かを生み出していたかもしれない。
それでも今僕たちの目の前に残されている御舟の作品は、美しく、幻想的で、ここまで御舟の代表作が一堂に公開される機会も毎年あるというわけではないので、本当に良い展覧会だったと思う。
そして、御舟が絵に対して、完璧な技術を持って挑んでいたこと、そして、創作の苦悩。
いろいろなことを考えた。
本当に素敵な一日を過ごせたなァ、と思ったりしたのでした。
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by takekiygalmuto | 2009-10-21 22:34 | 日記

速水御舟その1

先日の新根津美術館に続いて、新しくなった山種美術館へ行って参りました。
以前あった仮の美術館は、やはり仮だけあってロビーのような場所に日本画を展示していたので、今回の本格的な山種美術館のオープン。さらには、速水御舟ということで、相当な混雑を予想していたけれど、そうでもなかった。
なぜなのだろう…。日本近代画の中でも、速水御舟は公開の機会が少ない画家として有名であるし、重要作品のほぼすべてが山種美術館に所蔵されている。
それが一挙に公開されるということは、なかなか無い機会だと思ったのだけれど、今では速水御舟はそんなに流行らないのか、ゆっくりと見れた。

速水御舟は、俵屋宗達の「源氏物語澪標関屋図屏風」に描かれた御舟から号を取ったということだけれど、(養子に入ったため)本名である速水から御舟という号を導いて、速い水の上に舟を御す(上手に操る)という意味を込めてあるのだろう。ただ、あんまりにも上手すぎる号の為に、少々ヤボな気もしないでもないけれど、それでもやはり名前からして流石と思わせる。
1894年生まれで、1935年に腸チフスで没するまで10代の頃から画壇で活発な活動をし、それは亡くなる直前まで続いていたので、画家としては相当恵まれた環境での創作活動が出来た。その当時でさえ、名声を博していた御舟だけれども、「炎舞」や「名樹散椿」が重要文化財に指定され、大正期から昭和初期の日本画壇を彩った画家として重要な画家であるのだと思うけれど、これまでほとんど見る機会が無かった。
何でまた、御舟の絵を見る機会があまりないのかと言えば、本々は、旧山種証券の山崎種ニと安宅栄一の安宅産業が御舟の重要な作品をほぼ持っていたためで、普通重要な美術品が美術館や国が持っているのを考えると、見る機会がとても少なくなってしまう。
さらに、1970年代の安宅産業の破たんを受けて、三井銀行が担保に持っていた安宅コレクションの速水御舟を山種が買い上げ、現在のコレクションが出来上がった。
…ということは、誰でも知っていることではあるのだけれど、これは、本当に、たまたま安宅産業が倒産し、三井が担保に御舟を持っていて、その話を山種に持っていって、一括で買い取ったのか、ということは疑問が残る。当然、安宅と山種は、御舟コレクションに関してライバル同士であることは間違いないし、何の作品を持っているのかも大体は知っていたはずである。米相場の山種が賭けに出ていないはずはないと思うのだけれど、どうだろう…。圧力をかけたわけでは無く、山種からの打診で三井銀行に、安宅に何かあった場合は御舟を担保に金を貸せ、という要請を出していたら…、まァ、相場師山種ならやりかねないなぁ、なんっていう気もしますが、勝手な想像です。
特に安宅コレクションに関しては御舟を抜きにしても素晴らしいものを取りそろえているし、一見の価値はある。それに比べて山種美術館が持っているものは、重要な日本画がいくつかあるもののほぼ松園、土牛、御舟が見ものといったところだろうか。
安宅と比べた場合には、山種の価値は、御舟コレクションに集約されていると思う。んー、そう思うと、御舟に魅せられた山種がけしかけた可能性もやっぱり捨てがたい…。

と、どうでもいい話になってしまいました。
絵の話には全く入らず…。


つづく。
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by takekiygalmuto | 2009-10-21 21:59 | 日記

那智瀧図と自然の造形

根津美術館が新しくなった。
そして、何と8つの企画が順次展開されてゆくということで、本当に楽しみなのだけれど、
根津美術館の所蔵品の中でも特に有名な燕子花図屏風は、改装前から、かきつばたの時期にしか見られなかったけれど、新装してからもその形は変わらず、4月下旬にやってくる。
それまでの間は、茶器や青銅器など、何とも渋い展示が続き、毎回楽しみではあるのですが、
その第一弾は国宝「那智瀧図」をメインにして、他には自然の造形を描いた主に平安期から鎌倉期の絵や書が展示されている。

まずは、新装された根津美術館。隅研吾デザインの新しい美術館は、前よりも何だか広々としていて、広さも丁度良く、さらにガラスの向こう側に広がる根津嘉一郎の日本庭園が、手入れも行き届き、奇麗になっていた。
昔は入れない箇所もあったけれど、現在ではほぼ庭園を回ることができる。
この庭園、天下の根津嘉一郎自らが指揮をとり、石を運んだ庭園。この起伏の激しさで、一番深い場所に行けば、都会の喧噪も聞こえず、高いビルディングも見えない。…と言いたいところだけれど、いつの間にか六本木の森ビルがチラチラ見える。
んー、こんな借景は…、と思うところもあるけれど、それでも素敵な庭園で、とても良かった。

c0077204_332686.jpg展示はと言えば、
まずは、仏画がある。曼荼羅が並ぶ。そして、その真ん中に「那智瀧図」。
何故にこの風景画が仏画と共にあるのか、と言えば、それは熊野の那智の滝そのものが神として信仰の対象とされてきたことに所以する。それ故に、「那智瀧図」は仏画ととらえられる。
僕は色弱で、緑と茶色の差が良く分からないので、どうにもこうにも、暗い色の中に、真白い筋が伸びているように見える。よくよく見ても、あまりその色のコントラストは分からない。それにも関わらず、そこにある静謐な雰囲気は凄まじく、巨大な滝の持つただただ豪快で大味な大量の水の集積では無く、静かに筋のように伸びた白さ、その穏やかさや静けさを持った水がそこにはあるような気がして、これでもっと色がはっきりと見えれば、もっと感動したのではないか、と思った。
この「那智瀧図」はアンドレ・マルローが感動した、というエピソードが残っているが、大体「…この飛瀑図は、至高の記号であり、カリグラフィーである……月は、滝の、まぶしい可逆的となっている…。」云々と語っている。僕には、これは西洋的な考え方を基盤にした場合には自然に生まれてくる考え方であるように思う。しかし、僕が思うには、バルトの言うように日本は象表徴の帝国であり、「那智瀧図」に描かれているものは、那智の滝そのものであり、それと同時に神であり、さらには、そこで写実的ではなく、描かれた那智の滝は、表徴であり、目に見えたありのままの姿では無く、本質というものが描かれているのだと思う。マルローは、描かれたものが、何かを表す記号であると解釈していると思うけれど、僕は、「那智瀧図」の美しさとは、それがただそれそのものである、ということの美しさなのだと思う。


続いてたくさんの作品があったけれど、「手を競う―王朝びとの筆のあと」では、主に平安期の人々の書が展示されている。
何だか何だか凄い。切がたくさんあり、そこに書かれた文字は部分部分によっては判読はかなり難しく、つまり、それは日本の書というものが、昔から内容を伝えるためのものでは無く、文字列の美しさを取り、判読できる部分から推測される全文は口伝されている場合が多々ある。ある時期以降には、口伝が廃れたとしても、書かれたもの、そのものがあれば内容が分かるようにと、分かり易い文字で書かれたものも現われてくるけれども、それは、そろそろ始まる東京都美術館の冷泉家の展覧会に方に任せれば良い。
根津美術館には、分かり易いものもあるものの、判読が難しいけれど、その線の美しさや、推測から読める部分を埋め合わせていったときに現れる和歌が楽しかった。

さらに古代中国の青銅器に関して言えば、根津美術館のコレクションは日本屈指のものである。
大変な数の儀式で使用されていたと思われる青銅器が並ぶ。
明清の漆工と陶磁でも美しいものが並ぶ。
但し、僕はその時にもよるけれど、大体の場合、積極的に美術品として工芸品を考えようとしなければ、美術館の陳列棚に並べられた漆工や陶磁を見ることが出来ない。今回もあまり積極的に見る気がしなくなって、ぼんやりと眺めてしまった。
ただ、堆朱牡丹文盆など、堆朱の精巧な作りと美しい色に魅せられたり、なかなか楽しかった。


そして最後の展示室は「初陣茶会」と名付けられ、根津嘉一郎が、茶器に関しても相当のコレクションを持って、満を持して開いた初めての茶会「初陣茶会」の様子が再現されている。
他にも根津嘉一郎の茶器が並び、その何とも言えない美しさに感銘を受ける。どうしてなのか分からないけれど、大陸の器とは違い、積極的に見なくても、日本の器にはそっと寄り添えるような気がする。
そして、いくつかの道具には、銘があり、千宋旦作の茶杓には、よろほうし、道入作と伝えられる赤楽茶碗には、冬野、など、なるほど、と思わせる。道具に銘をつける洒落っ気にも、何だか楽しくなる。
そして、「初陣茶会」の道具は、かなりのものが東南アジアのものを使用していて、、そこにも根津嘉一郎の思い切りの良さと、勝負の初陣への気迫を感じられた。
初めての茶会で、日本のものを中心に揃えるのではない。根津嘉一郎のコレクションのどこに重要性があり、何がしたい人なのか、ということが十分に伝わる初陣茶会の様子だった。
(根津嘉一郎は、持ってきた品物は何でも買い、自分では物の良さは分からない、と言う大変謙虚な人だったという話も聞く。)

新装されて最初の展示会が、これとは渋い。
渋すぎて、根津美術館、さすが!と思った。
これから毎月、展示が変わったら見に行かねば!
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by takekiygalmuto | 2009-10-21 04:01 | 日記

わぁ

c0077204_1345678.jpg

ベランダの網戸に巨大なカマキリが!


これは、とても秋です。
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by takekiygalmuto | 2009-10-20 13:04 | 日記

浅草ノスタルジヤ。

ってことで、今日行ってきた浅草松屋のデパ屋ですが(早速、パ上という無駄な略語を割愛)
日本で初めて、屋上に子供の遊ぶ機械仕掛けの遊具を置いたデパートであったという、
情報が。

それで、そこはかとなく伝統や懐かしさを感じるんだなーぁ、と思ったり。



というか、今日は、なぜか浅草、小レトロ紀行をしてしまった。
昼間っから、誰もいない浅草観音温泉へ。
ここね、とにかくボロボロな銭湯で、それが故にノスタルジック。
広い洗い場には、シャワーは無く、お湯と水をうめて使う。
そして何故か浴場にある大きな柱。
側面には、分厚い嵌め込みガラスが、昔からあるのか、所々ひび割れて、
外の光にきらきらしている。

あんまりにも時代から取り残されたような場所で、
しかも18時には閉まる銭湯。
とっても素敵でした。



なーんか、最近、こんな生活ばっかりだ。
けど、まぁ、時間に追われることが多いし、たまにはいっか。



追伸。
多分、バーバラ村田さんを見かけた。
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by takekiygalmuto | 2009-10-19 22:20 | 日記