作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

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読書メモ

最近読んだ本。
こんなんじゃミステリー好きだと思われちゃうけど、
別にそうでもない。
そして、颯爽と僕の中のミステリーブームは去っていき、
本日より村上春樹の1Q84をとうとう読み始めるよ。うん。

ジョルジュ・シムノン 『メグレと若い女の死』
あぁ、ミステリーじゃないし、この余韻。
殺人が題材の哀しい物語。ミステリーというよりも、
むしろカミュ的な…。

ジョルジュ・シムノン 『娼婦の時』
何だか、美しすぎる、はかない小説でした。
シムノン最高。素晴らしすぎる。

アガサ・クリスティー 『七つの時計』
ミステリアスでアドヴェンチャラブルな、ハイソなミステリー!
たのし!

ポール・アルテ 『赤い霧』
めくるめきすぎ。2つのミステリーがひとつの物語になったような、
圧巻すぎる傑作。アルテのフランス幻想文学的ミステリーは詩的です。

若山牧水 『みなかみ紀行』
僕は観光ガイドも持たずに100年前のこの本だけを持って、みなかみに旅をした。
そして、何とも有効活用した素晴らしい本!
この本のおかげで旅が100倍は楽しかった!

天藤真 『大誘拐』
北林谷栄主演で映画化された原作。
3人組の誘拐犯に攫われた超お金持ちの老女が、誘拐犯のリーダー的な存在になる。
善人が善人であるが故に犯罪に巻き込まれ、そして、何と美しい結末を迎えるのか、と
感動しちゃったくらいな人間ドラマ!
年寄り最高!

鮎川哲也『りら荘事件』
おもしろいくらい人が死ぬ死ぬ!
登場人物の名前がオサレ。そして、鮎川哲也って、その当時のモダンな文章なんだろうなぁ、と
思いながら、とってもレトロな気持ちで読んだ。

天藤真 『死角に消えた殺人者』
天藤真ブームが勝手に到来。
別にミステリーフリークなわけじゃないけど、最近ミステリーばっかり読んで、
そして片っ端から忘れてく。
でもね、天藤真の小説は、多分忘れない。ミステリーって謎が解けたり、誰が犯人だとか、
密室がどうだとか、そういうのは全然面白くないけれど、
人間のドラマがそこにあるならば、それは本当に素敵な小説だと思う。
天藤真の小説は多分全部そうなんだろうなァ。

鮎川哲也『黒い白鳥』
アユカワ!文章オサレ!『黒いトランク』は世紀の傑作だと思う。
そして『黒い白鳥』も、時刻表モノの元祖的な素晴らしい小説だったなァ。
ただ人間ドラマがあまりないことに、ちょっと物足りなさを感じたけど、
技巧派! 文章オサレ!

天藤真『皆殺しパーティ』
いつにも増して、設定が奇抜で素敵!
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by takekiygalmuto | 2010-06-30 16:30 | 日記

取材ライブ。

今日は、奇跡の猟奇的シャンソン歌手あやちクローデルと
アメリカからちょっとの間帰国中の三味線奏者且つジャズシンガー金子純恵と
イーガルの3人で
浅草、鈴楼にてライブでした。

しかもさー、何を間違えたか、取材が入ってるわけですよ。
何やらカメラマンさんに
「明るくて聞きやすい感じの曲をお願いします」
って無理なリクエスト。
すみません、あやちが歌う曲でキャッチーなのとか、
聴きやすいのとか全然ないっす。

とりあえず、大正時代の曲で、何となくゴマカシゴマカシ、ポップですと言い張る。
でも、そのあとは、
クルト・ヴァイルづくしですし、黒い鷲には、三味線が入るし、黒い舟歌は、
歌、ピアノ、三味線の組み合わせなのに、ロックだし。
聴いてる皆様も大変お疲れだったと思いますが、
やってる方は、神掛かった雰囲気で、大変体力を消耗したけど、
素晴らしいライブだったんじゃないかなー、と勝手に思ってます。

つーことで、
いつなんだか知らないけれど、
取材で、テレビではちょっと…的NGが入らなかったら
流れますぞ。

おーいぇい。
俺はワールドカップ見過ぎて、寝不足続きだ。
さて、そろそろ、アルゼンチン対メキシコな時間。
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by takekiygalmuto | 2010-06-28 02:32 | 日記

ダクワーズ

昨今のスイーツブームなるどーでもよいブームの中、
未だに全然知名度も人気も無いっぽいダクワーズというお菓子。
小麦粉の変わりにアーモンドパウダーを使うという贅沢感満載なお菓子で
中にはクリームとか入ってます。

んで、この相当魅惑的なお菓子、
日本あんまり売ってない。というか、洋菓子屋さんで売ってるお店が少ないんだけど、
見つけてしまいました。
奇跡的に美味しいダクワーズの店を。

でも秘密。
みんなにまだ教えてあげない。
でもおいしいから
昨日も今日も買ってきちゃったの。
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by takekiygalmuto | 2010-06-23 00:50 | 日記

イケメン情報第一段。

7月24日に吉祥寺Star Pine's Cafeで全貌が明らかになる噂のイケメンプロジェクト
「Humping Rabbits」ですが、当日、会場に入るまでは
一切にアー写は宣伝には使われず、
全部、絵です。

で、第一段、きました。
宣伝はこの絵で行くようです。
僕はどれかなどれかな。
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by takekiygalmuto | 2010-06-21 13:40 | 日記

ポップの境界線!

遅ればせながら、
6月13日に鈴ん小屋でやった「ポップの境界線vol.2」
出演者が豪華すぎて、楽しすぎました。

BuriCamaも▲sも金子純恵もあやちもSafiさんもチャランポランタンも響レイ奈もるっぱも
イーガルとロヮゾー・ナイフのバンドメンバーも
とにかくみんな素敵でした。
素敵すぎて、豪華すぎて、めまいが・・・。

やっぱり、仲が良くて、信頼ができて、
この人を呼べば、楽しいことをしてくれるって信頼できる友達が
たくさんいるのは幸せだな、と思いました。

またやりたいなー、このメンバー。
相当楽しいはず。
絶対に楽しいはず。


最近、精神的に忙しい日々が続いて摩耗していたけど、
本当にありがとう。
出演してくださった皆様、そして、お客様、
みんな大好き!


そして、僕は、温泉へ行ったのでした。
そのために、ブログは更新されていなかったのでした。
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by takekiygalmuto | 2010-06-21 13:38 | 日記
金曜日は、キャバレー青い部屋でした!

大好きでしかたないサロメの唇さんの
圧倒的な世界観。
そして、みぎわさんの、これまた圧倒的な世界観。

何だか何だか、素晴らしく楽しい夜でした。

サロメのチーフ水のさんともたくさんお話も出来たし、
濃厚な夜でした☆

んで、オールナイト明けなのに、
オナン・スペルマーメイドさんのバックで演奏した土曜日。
これまた楽しかった~
ほとんどリハ無しの本番一発勝負だったけど、
何かそのスリリングさもあって、良かったぁ~

で、で、で
明日だよ、つか、今日だよ、すでに。

2010年6月13日(日)『ポップの境界線vol.2』池袋 鈴ん小屋
18:30 open 19:00 start 2500円(1D)
出演:Buri Cama、金子純恵、▲s、イーガルとロヮゾー・ナイフ
ゲストパフォーマンス:あやちクローデル、チャランポランタン、Safi、響レイ奈、るっぱ

リハーサルしたけど、
もう、ヤバい。
楽しすぎ!
ぜひ、来たらいいと思う。
これ、豪華すぎて、鼻血出るよ。

ゲストがすごすぎ。
気づいたら、ゲスト何人いるんだよ、って感じだけど
強引に頑張ります。
詰め込みまくります。

だから、
来たらいいと思う。
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by takekiygalmuto | 2010-06-13 02:22 | 日記

ポップの境界線vol.2

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2010年6月13日(日)『ポップの境界線vol.2』池袋 鈴ん小屋
18:30 open 19:00 start 2500円(1D)
出演:Buri Cama、金子純恵、▲s、イーガルとロヮゾー・ナイフ
ゲストパフォーマンス:あやちクローデル、ももちゃん、Safi、響レイ奈、るっぱ


なんとなんと、今回のライブは超豪華!
BuriCamaに▲sに、あやちクローデルにももちゃんにSafiさん。
しかも映画「美代子阿佐ヶ谷気分」で使われた僕の曲
「ベルガモツトの香料」を演奏しに、
アメリカから三味線弾き語りの金子純恵ちゃんが来日!
イーガルとロヮゾー・ナイフにも響レイ奈ちゃんもるっぱ君も出るよ。
すげー

何かメンツがすごすぎるー。
一体、オレは何でこんな豪華なライブを企画してしまったのか!

ぜひぜひ来てください☆
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by takekiygalmuto | 2010-06-09 15:44 | 日記
土曜日は、3か月間、ヨーロッパ公演ツアーに出てしまうバーバラ村田さん、
出奔前最後のイベント
『バーバラ村田のよるべナイト vol.1 ~ボンボヤージュ編~』でした。

最初っから、バーバラさんのソロ、人形ピエールとのもうめくるめく素敵なショーにうっとりしていたら、
続けざまに紫ベビードール! しかも、チャタさんも入ってるし!
ていうか、バーバラさんもいるし!
紫ベビードールの何人かがラスベガス公演中とあって、今しか見られない
豪華なコラボ!
いやー、すげーな、紫さん。

続いて、パントマイムの加納真実さん。ていうか、これはパントマイムなのか。
青いジャージに歌謡曲、シュールすぎる素晴らしいショーに脱帽。
ていうか、笑いすぎちゃう。

んでもって、
あやちクローデルの伴奏で僕も出ました。
何はともあれ、
生演奏で「うらみ・ます」。
あやちが歌って、僕とバンドが演奏して、加納真実さんがパントマイム。
しかも原曲に忠実に、
大盛り上がりの後半からは、どこからともなく、紫竹さんが
尺八を吹きながら登場!

ありえない! ありえなさすぎるこの豪華さ!
つーか、無駄過ぎる豪華さ!

紫竹さんなんて、このためだけに来てくださっただなんて。

こんなに豪華に、こんなにしょうもないことを出来るって
何て幸せなんだろう、と改めて思いました。


続いて、バーバラさんとチャタさんのコラボ。
エロい。以前、深夜に見たけど、深夜でもエロいのに
こんな時間から見ちゃっていいのかってドギマギするような魅惑的なショー。

チャタさんソロも、大盛り上がりなリンボー!

最後は、大団円なエンディングで終了!


ブギウギ銀座なのに、お客様90人超えとか、
ありえねー!
窒息しそうになりました。
でも、楽しかった☆

やっぱりいいイベントは、いいんです。
良すぎるんです。

最高の夜すぎて、イベント後も、
あやちとバーバラさんとマチルダとレイ奈ちゃんと、その他たくさんと
カラオケをしてしまい、終電は逃す、という想定内の結果に。


日曜日。
昼過ぎから、噂のイケメンプロジェクトが遂に始動開始。
7月24日、吉祥寺Star Pine's Cafeで全貌が明らかになる
イケメンビッグバンドの初顔合わせ&リハーサル。

スタジオに入った瞬間から、何か圧倒されるくらいに男の数。
こんだけ男が集まるとそれはそれで壮観なもんだなー、と
リハーサル前から圧倒される。

リハーサルがはじまったら、流石です。
うまい人たちが集まっているだけあって、
そこそこすでに仕上がってます。
音取りではなく、もっと先に進む作業に、
非常に早くから入れていて、楽しいです。

何とも楽しみなプロジェクト。
詳細は、もうすぐ情報公開なんだと思ふ。
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by takekiygalmuto | 2010-06-07 15:43 | 日記

よるべナイト

明日はバーバラ村田さん主催イベント「よるべナイト」なわけですが
完売!
つーか、ブギウギ銀座でやるというのに80枚売れているという噂なんですけど
それは、どーなのか。
果たして、そんな人数が入るのか。
無茶しっぱなしのイベント、がんばります!
万が一来たいかたは連絡ください。
入れそうなら入れます。
入れなさそうなら、しょうがないから銀座で飲んだらいいと思う!


2010年6月5日(土)
『バーバラ村田のよるべナイト vol.1 ~ボンボヤージュ編~』
19:00 open 20:00 start 23:00 close
【料金】前売 3000円(ドリンク別) 当日3500円(ドリンク別)

バーバラ村田・初の主催イベント!3ヶ月間の欧州大道芸行脚を前に、
豪華ゲストを迎えての壮行パーティーin銀座!問答無用、来なきゃソンソン餞別歓迎狂い咲き!貧乏旅行に愛の手を!!

【出演】バーバラ村田、紫ベビードール、加納真実、チャタ、あやちクローデルとイーガル ほか
【MC】アニー(紫ベビードール)

【詳細】http://murata.cava.jp
銀座ブギウギ
東京都中央区銀座6-3-16泰明ビル3F
TEL:03-5568-8221
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by takekiygalmuto | 2010-06-04 21:08 | 日記
『アバター』

相当、メタメタなことを言います。

クソ。
初めて見る3D映画ということで、ドキドキした自分が嫌になるくらいに大嫌いな映画でした。
簡単に言えば
「アメリカ的な型に嵌った馬鹿が、異星に行って、ハリウッド映画的な恋愛と、単純かされすぎた善悪の構造を持った戦いをする話」であって、そこには何のドラマも無い。

なぜならば、僕はアリストテレスが「詩学」で述べていることが物語=ドラマの本質であると思っているから、
アリストテレスは同書の中で、悲劇と喜劇について述べている。
要約すれば、悲劇とは行為の描写であり、行為とは人間の性格と知性の面で必ず一定の資質を持っていなければ為されない。つまり行為者の持つ性格と知性が資質であって、その資質如何によって行為が成功したり失敗したりするわけである。
そして悲劇の最大の要素は運命の逆転と真相の認知にある。その要素が人々の心を揺り動かすわけであって、それこそが「物語」である。
逆に喜劇では、少し劣悪な登場人物が行為によって主に失敗することによって運命の逆転は起き、それ故に「物語」が生まれる。

つまり物語の本質が「運命の逆転」にあるとすれば、その主人公となる人物は悲劇的か或いは喜劇的でなければならない。それ故に起こる逆転にこそ物語がある。

しかーし!!
「アバター」では、主人公は「馬鹿=無垢」だから頭の中がからっぽで、異星人に受け入れられたらしい。
おろかであるというのは基本的には喜劇的である。そんな主人公が何かに失敗するでもなく打ち勝つでもなく、葛藤があるでもなく、どんどんと異星人の世界になじんでゆく。
それに対して人間側は、最初っから最後まで葛藤も無く「悪」であり、主人公=馬鹿=善であるという危うすぎる前提条件を強調する存在としてのみの「悪」であり、真の意味での悪は全く無く、物語に必要だから悪である。
それじゃあドラマにならない。

ていうか、違う星の開発ってちょっと地球的には重要そうなのに、
理知的な人が皆無ってどういうこと?
そんなに人は馬鹿じゃないと思うんだけど…。

というか、「風の谷のナウシカ」のパクリ?
ナウシカはそれぞれの立場からの正しさとその葛藤があったからそこにドラマがあった。
けれど「アバター」には、何の葛藤があったのか…。


映像が、映画内の世界観としてのリアリティを持っているが故に、そこにある物語性の希薄さだけが浮き上がってきて、僕にとっては、今まで見た映画の中で最悪のうちの1本でした。

見終わった後に、怒りが収まらず、
何かちょっと怒りすぎて、元気になった!
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by takekiygalmuto | 2010-06-02 13:56 | 日記