作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

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ありがとう。

年末最後に見た映画が山田洋次の初期作品でした。
「いいかげん馬鹿」と「馬鹿が戦車(タンク)でやって来る」。

特にバカタン(と勝手に略してみる)の面白さと言ったら!
昔見たことはあったけれど、うっかり映画館で山田洋次特集をやっていたので
今回は劇場で。名作です。

最初は笑っていられるのに映画が終わるころにはしんみりしたり、
ちょっと泣きそうになったりする。

そして年が明けてからも何がどうしたことなのか、
山田洋次しか見ていない!
もちろん、映画館で山田洋次特集に行ってしまったり、
家でも「男はつらいよ」を見たりして、なかなか人情に溢れた年始なのだけれど、
昔全然山田洋次の映画が見れなかった僕が、なぜここ2、3年、こんなにも
山田洋次の映画が好きになったんだろう、と考えた。

昔は山田洋次の描く人間模様が単なるなれあいにみえて、そのころの僕は
ダメなことをした人をちゃんと突き放すことこそがもっと深い愛情なんだと思っていた。
しかし、最近は明らかにダメそうな寅さんを家族たちや出会う人々が温かく見守って、
叱ったあとにも、もう一度寅さんを受け入れる、
その愛情のあり方が身に染みる。
人は誰でも欠陥があって、それを回りの人間が助けてあげるのが愛情。
その人のダメなところを分かって、それでも受け入れるのが愛情。
もちろん映画の中の寅さんは映画のキャラクターなわけで、
その描かれ方には現実生活にはないデフォルメに溢れている。
それでも寅さんを受け入れる人々の愛情にぐっときてしまう。
寅さんと寅さんを見守る人々の強い結び付きがうらやましく思う。

さらに寅さんシリーズと言えば、寅さんはいつでもいろんな場所をフラフラして
奇麗な女に出会ってしまうわけですが、
家族からの愛情を返すように、寅さんはマドンナたちを優しく迎える。
困ったことがあれば、葛飾柴又の帝釈天の参道にあるとらやへ行けば助けてくれる、と言い、
決して人を見捨てない。
そして映画の終盤には必ずマドンナとの別れがあって、彼女たちたちはみんな
寅さんに感謝していて、「ありがとう」と言う。

寅さんシリーズのどの作品を見ても、マドンナたちが「ありがとう」というシーンで
泣きそうになる。
他の映画で聞く「ありがとう」とは何かが違う。
人から何かを得た人たちの心からの「ありがとう」という言葉な気がして、
感動してしまう。
そして、僕はそういう心からの「ありがとう」を誰かに言われたいな、とも思う。


そんなわけで今年は寅さんを見て始まった新年。
今までは、フーテンのようにフラフラ生きてきて、
生きざまだけが寅さんのような僕ですが、
今年は、旅先で可愛い女に出会ったり、ありがとう、と言われたりするような一年にしたいと思います。




小学生の作文のような日記でした。
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by takekiygalmuto | 2012-01-12 19:00 | 日記

あけました。

12月中盤から全くブログを書いていなかったのですが、
これはもうものすごい忙しさでして、何をしていたかと言えば
箇条書きにすると。

気仙沼の被災地でライブ。

平泉に観光。

クリスマスウィークのため営業ライブ目白押し。

遊侠サーカスにより、倶楽部遊侠大賑わい。

アミール・ナデリのCUTを見て、大興奮。

年末の〆は山田洋次の初期映画2本立て。

年越しにはたくさんの人がやってきた。

新年早々、1月3日、浅草大道芸で遊侠サーカス。

6日、セクシー大サーカスに遊侠サーカスで出演からの大塚ALL IN FUNにて、響レイ奈、チャラン・ポ・ランタン、バロンとライブ。

本日に至る。



今年も一年よろしくお願いいたします!
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by takekiygalmuto | 2012-01-07 18:37 | 日記