作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

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背負っているもの

こんにちは、イーガルです。
そうですか、そんなに前のブログから時間があいてしまいましたか。
何をしていたかと言えば、それはもうレコーディングやら稽古やらたくさんしていたんですけれども
先週末のヨコハマ大道芸、ながめくらしつをご覧いただきましてありがとうございました。

さて、告知です。

4月20日(木)セクシー大サーカス
場所:渋谷 サラヴァ東京
18:45開場 19:30開演
出演:サンキュー手塚、武伴平、セクシーDAVINCI、イーガル
前売り2600円 当日3100円(1D付)


4/21(金)「ジャグリングの現在」
19:30@のげシャーレ 
¥2000
【出演】目黒陽介&長谷川愛実 with イーガル 宮野玲&松村高朗 ハチロウ 高橋優弘 セクシーDAVINCI 
MC︰イーガル
予約は野毛大道芸か出演者のHP等からお願い致します。

このイベントでは僕はMCというか、MCもするんですが出演者を紹介する歌を歌ったりします。

さて、そんなこんなで告知も終わりました。

前回のブログで間違いがございました。
1992年当時に公開された「クーリンチェ少年殺人事件」はどうやら4時間ではなく3時間のものだったようで、今回公開されているものが4時間。何だ、長くなっている。それじゃあ腰の痛さも1時間分増えていたって仕方ない。年のせいではなかったんだね、よかった。


最近思うんです。人はそれぞれ背負っているものがあるでしょう。
人生だとか、運命だとか、責任だとか、リュックサックだとか。
問題なのはリュックサックですよ。
他のモノは背負っていても目に見えないものなので分かりやすい。本人が背負っている自覚がなければ背負っていないので、背負っていると思っているということは背負っているということです。
だがしかし、リュックサックは物理的なものでこれはもう背負っていることを本人が忘れちゃったって背負っているじゃないですか。背負っている重さが違う。
目に見えないものを色々考えるよりも目に見えるものをちゃんと考えないといけないなぁ、と思っているわけです。
何で思ったかと言うとですね、電車でリュックサック背負ったままだと人に当たって迷惑だから背中からおろして置いていたら、間違って電車に置いたまま降りそうになったからですね。
背負っていることを当然とした結果、おろしたにも関わらず、無自覚に背負っていると思ってしまっていた結果のリュックサック置き去り未遂事件。
人生とかは背負っていても置き去りにはならないので安心ですね。
みんなでこぞって背負いましょう、自分自身を。

さてさて、最近はちょっと理論の本を立て続けに読んでいたりするんですが
イプシロン-デルタのこととか、三次関数のこととか、虚数とか、無限とか、量子論とか、原子とか電子とか量子場とか、
改めて読んでみると面白すぎてワクワクが止まりません。
何でしょう、数学とかの場合、公式を覚えるとかそういうことを僕は別にしているわけじゃなくて、
数学的な思考回路というものを再確認すると、何だかとっても色んなことが楽に考えられるのです。
場合場合によって異なる出来事に対しても同じ公式が当てはめられるというか何というかそういうようなことで
モヤモヤしていた考えがまとまったりします。
イプシロン-デルタ方式最高。式の有用性ということよりも、何というかそこへ行き着く思考の道筋が、人生を背負う上で大変参考になります。しかもこれはびっくり、背負っているリュックサックのことだってイプシロン-デルタ方式で回答がデてしまうんですね。有限ですもの。でも本当はもっと簡単に回答出せる方法使うけど。

今日もまたどうでもいいことを書いてしまいました。
そんでもって、理論書を読みすぎてちょっと疲れたのでエッセイを読みました。朝永振一郎の「量子力学と私」。
結局量子論じゃないかーい!と思ったアナタ、正解です。
でもほらあれですよ、スポーツだって狙ってる技の前にジャブがあるじゃないですか。
ちょっと違うものをかませておいてからの本命へレッツゴー。
そんなことで数学理論で頭がいっぱいの僕はすぐには小説に進めない。ということで、エッセイを読んで、からの小説。
絶対正しくないと思うけど、とりあえず小説にたどり着けました。

何となく物語っぽい物語が読みたいな、と思って
いしいしんじ「ぶらんこ乗り」
桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」

どちらも再読ですが、「ぶらんこ乗り」はいちいち、小説の中で登場人物によって書かれている小説が素敵で、
あぁ、物語だなぁ、と思うわけです。普通に読めてしまうけれど、登場人物の誰もが大変悲惨な人たちだな、と後から怖くなる素敵な小説です。

「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」は発刊当初に読んで、なんじゃこりゃ、と度肝を抜かれた小説で、
もう、なんじゃこりゃ!と今回も思いました。
本当によく出来ている。気持ち悪いくらいにおかしな観念が渦巻く世界に自分をすり合わせようともがく少女たちの物語です。本当の正しさなんていう正解が人生にあるだなんてそんなこと誰が確信を持てるんだ、と声高に叫ぶような小説です。
愛おしい。


ってなことで、今週はライブは2つ。それから火曜日もちょっと友達のイベントで演奏する予定でいたりします。
あー、今週で「クーリンチェ少年殺人事件」上映終わってしまう予感。
行けるかな、もう時間が無いか…。

本当に今回もどうでもいいことしか書けませんでした。
人の役に立つブログ、目指しています。背負ってけ、人生。

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by takekiygalmuto | 2017-04-17 17:21 | 日記
4月になってますね、こんにちは。
エイプリルフールに壮大な嘘をつき忘れました。
くそー。


4月~5月中旬までの告知オッケーなものはスケジュール更新しました。

うわ、なんだこれ。でかい。

最近ね、思うんですよ、エキサイトブログ使いづらいんじゃないかって。
でも面倒くさいから変えたりしないので、何かもう少し使いやすくしちゃーくれませんかね。



そうだ、気づいてしまわれた方もいるかもしれないと恐れおののきながら恐る恐る言うわけですが今月の上旬は全然コンサートやライブがありませんけれどそれはつまり暇なんじゃないかと思われてしまうような気がするけれど、全然そんなわけじゃないことだけは言っておきたい、ということだけは知って欲しい。
昨日まではレコーディングしておりました。
4月下旬にシングル出すんだ。
まだ告知内容等未知数なところがあるので何とも言えない感じですが、なかなかいい出来です。
ほら、忙しいでしょ。
レコーディングってね、時間かかるんだよ、そりゃあもう1曲撮るのに何時間もヒイヒイ言いながら頑張るわけです。

さてさて、そしてですね、
5月に森のサーカスという、文字通り森の中でサーカスをするんですけど、
僕が楽団を作っちゃったりいたします。
横浜市緑区在住の方で興味有る方がいたら、緑区のHPなど見てみてください。
何かオーディション的なことが書いてあると思います。




よっしゃあ、告知終わった。

さてねぇ、前のブログで今度は好きな日本映画のことを書こうだなんて言ったけれど、
色々思い出してみても好きな日本映画が10本も思いつかなかったんですね、これはどうしたことか。
かなり観てると思ったのに、あまり「これだ!」というような映画がなかったのでしょか。
とりあえず浮かんだものを書いてみます。

「恋人たちは濡れた」神代辰巳
「流れる」成瀬巳喜男
「洲崎パラダイス赤信号」川島雄三
「赤目四十八瀧心中未遂」荒戸源次郎
「桐島、部活やめるってよ」吉田大八
「博奕打ち 総長賭博」山下耕作
「沓掛時次郎 遊侠一匹」加藤泰
加藤泰監督の「緋牡丹博徒」シリーズ


みたいな感じでした。1本はロマンポルノだし、大体任侠映画ばっかりですね、桐島、部活やめるってよとか任侠映画にカテゴライズするね嘘だけど。ていうか、もう本当に何も思いつかなくて、なんでしょう、これ。
黒澤明とか小津安二郎とか溝口健二とか観てるんですよ、観てるんですけど、何だかそんなにそんなでもないというか、
「東京物語」とかやっぱりいいんですけどね。うん。


てなことで、非常に忙しいわけですから、長い映画を見る時間なんて無いよね。
と思わせておいて、先週は二回ほど、長い映画を見に、映画館に行きました。
なんだ、やっぱり暇なんじゃねーか、と思ったそこのあなた、
残念だな、暇じゃないんだな、

時間は出来るものではなくて、作るものです(名言風)

1本は1992年6月に日本公開された台湾映画「クーリンチェ少年殺人事件」です。
これさ、前のブログに好きな映画って書いたんだけど、
まさか今公開されているとは思いもしなかった!こりゃもう無駄に運命感じて見に行ったって仕方ない!
1992年の日本公開当時、僕は中学生だったんですけど
このクソ長い映画を見に行ったんです。理由とか何だか忘れちゃったけど、とにかく見に行って、
最初から最後まで1960年当時の台湾に住む少年少女の鬱屈とした青春が描かれていて何だか涙が出そうになったのを思えてます。
それからまた次の週にも見に行ったんですね、この4時間のクソ長い映画を。
やっぱり素敵で、淡い光に揺れる青春の美しさを感じたわけです。

でもね、これはまだ僕がその登場人物たちよりも年齢が若くて、青春というものに憧れや幻想を持ちながら見たんだと思います。
そんなこんなで現在、何故か25年ぶりに劇場で公開されている「クーリンチェ少年殺人事件」。
4時間見てまいりました。やっぱり凄まじく美しくて、思っていたよりも色が明るくて、
そして思っていたよりも台詞が多くて、思っていたよりも腰が痛くなりました。
年は取りたくないものですね。
サスペンスではないので、別段何が起きるというわけではないんですが、青春とか家族とか初恋とか
甘酸っぱい何かが希望と絶望に挟まれながら、破裂するような映画です。
あー、もうどうしよう、もう一度くらい見に行ってしまいそうで仕方がない。


もう一本は3時間の大作韓国映画「お嬢さん」。
これはね、もうね、ほんっとにバカ映画でした。
壮大で豪華で映像がすごくてやたら金かけてるツッコミどころ満載のVシネを韓国で作ってみました。的な。
笑いどころ満載の、どこもかしこも暑苦しいまでのてんこ盛り演出。
いやー、こんなに振り切れてると爽快です。めちゃくちゃ楽しかった。

ってなことで、クーリンチェ、もっかい行こうかな。





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by takekiygalmuto | 2017-04-04 21:53 | 日記