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作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

タミフルー。

何か超高熱の中、昨日は僕の「ホルンとピアノのためのソナタ」の初演でした。
アップライトのピアノだったということもあり、作品の大きさに対して、やや音がこじんまりとした感はあったけれど、本当に奏者のお二人が頑張ってくれました。

一楽章の複雑なリズムもなかなか合っていたし、二楽章も聞いてる人を不安にさせるほど遅いテンポでひっぱっていったし、三楽章もちえちゃんのピアノがすごい!って思わせるようなヴィルトゥオーゾな雰囲気で、とても良かった!
欲を言えば、今度はグランドピアノで再演したいなぁ、と思っております。

ところで、僕はこのソナタを書いたときに「ホルンらしさを一切出さない曲」にした、と言っていたわけですが、自分ではそうしたつもりでも演奏を聴くまではどうなるのか分からなかったわけですが、実際に演奏されてみると、これがまた大変なことになってました。
他の曲はホルンの音色と得意な旋律を全面に出していたのに対して、僕の曲は、全くホルンの響きがしない。ここまで音色をつぶしてしまうというのは、奏者にとってはどうなんだろう…。という気さえしたのですが、そのくらい、ホルンの持つ華やかさの無い、モノトーンのようなエッジの聞いた音になっていました。
全くホルンの響きがない。狙い通りではあるのですが、それにしても予想以上にホルン的じゃない曲でした。
こんな曲を吹いていただいて、本当にありがとうございました。
もしもまた機会があれば、今度はもう少しホルンらしい曲を書きたいな、と思っております。


さてさて、ものすごい熱でポワポワしていた僕は、本日病院に行ってきたのですが、
インフルエンザ。

人生初のタミフルをもらってきました。
発狂したらどうしよう♪


熱が出て
インフルエンザ
発病す
風は嵐や
タミフりて春



イーガル



ていうか、とても調子が良く、インフルエンザだとは思えません。
by takekiygalmuto | 2009-03-23 14:27 | 日記