作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

反代官山

本日は怒りのブログのため、
代官山蔦屋が好きな人は読まないでください。







先日代官山に行きました。
代官山だなんて、フランス菓子屋さんに行って帰ってくる以外には降り立たないそんな場所に
ライブの為に行きました。
滞り無くリハ終了。本番まで2時間ほどあるので、代官山の蔦屋に行きました。

ほら、あの、雰囲気女子たちに人気の高い、何だか「知的なアタシ」になれる場所、それが代官山蔦屋。
派手な格好はしていないけど、ちょっとオシャレに気を配ってます女子がマフラーを巻いて、店内のスタバで珈琲を飲みながらパソコンを開いてる。
きっとfacebookに何か書いているのでしょ。そうなんでしょ、仕事とかじゃないんでしょ!

僕はといえば、気がついたら無くなっていたアリストテレスの本を探していたわけです。
そして罠にはまったのです…
代官山蔦屋独自のカテゴライズ。私たちは柔らかい頭です的自尊心カテゴライズ。
科学の本が羅列されているところには、大体平積みでどうでもいい素人向けの科学がちょっと良くわかる的なやつばかり。専門書はほとんどない。
さらにはSF小説がたくさん並べられている。

僕はSF大好きです。大好きだから言いたい。
SFはサイエンス・フィクションだ!
断じて科学ではない!
フィクションだと書いてあるではないかい。
科学に申し訳ない。
ていうか、全然違う。そうやってSFを科学に置いちゃうアタシに酔ってる蔦屋にいらっとする。

そして哲学のコーナーにやっていった僕。
おやおやおやおや。すでに不穏。
哲学の本がちょこっとしかなくて、何かよくわからん人の名言集とか対談集とか、自己啓発本とか、
それは哲学じゃないだろ、という本しかない。
ありえん。
挙句の果てにはバカボンとか置いてある。漫画。
いや別に、バカボンはいいんだけど、
哲学のコーナーにバカボンを置くことによって表される
ちょっといいでしょ的自己顕示欲。しかもそのちょっと感。
いらっとする。

アリストテレスのニコマコスすら無い。弁論術もない。
アリストテレス入門みたいな本はある。
物事の本質ってどこにあるの…

おそるおそる店員に聞いてみた。いいや、コンシェルジュに。
アリストテレスは小説のところにあるらしい、と分かったのだが、
どういう分類なのか…。

ちらっと横目で見た料理本コーナーには、
幸せのスープとか、丁寧に作る日々のご飯とか、
技術よりも感情に、それも薄っぺらい表層的な感情に訴えかけようとする本たちの羅列。
旅の本のところにも、あるわあるわ。
ガイドブックよりも多いスローライフ賛歌。
ああもう、旅エッセイのところに並んだ名前のオーガニック臭。
芭蕉の奥の細道もここに置けばいい!!

フツフツと湧き上がるイライラが溜まりに溜まって、
もう気持ち悪くなってきまして、
あーーー、ジャンクフード喰いてえ!!!!と叫びそうになりながら
足早に店をでる。
マクドマクド、とブツブツ言いながらマクドナルドを探すも、どこにもない。
代官山にはファーストフードが何も無い。なんじゃこりゃー。
この街は人工的に組み上げられた自然派の街なのか。
そうか、そうなのか、僕はどうしたらいいんだ。
打ちのめされて駅まで歩いて行くと、見つけたんです、大阪王将。

これこれ、こういうジャンクフードを食べたいの。
人生初めての大阪王将に入店いたしました。

…が、何で、何でなの。
大阪王将の中がちょっとオシャレで、そして置かれた雑誌群。
どれもこれも綺麗そうな写真ばかりをたくさん並べた旅行雑誌やらなにやら、
何一つ情報の無い情報誌。

あぁぁ…

撃沈。


僕は代官山と全然仲良くなれないのでした。
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by takekiygalmuto | 2014-11-08 13:48 | 日記