作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

サーカスを終えて。

なかやま幻影ウェディング、祝祭のサーカスがやってきた!


ふたつのサーカスは、同じ出演者と演出家で作ったものだったにも関わらず全く違う作品になりました。

僕はウサギさんでした。こんな感じ。
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爆音の中、拡声器を片手に走り回ってました。
なかやまは、普段はただの駐車場。
そこに突然サーカスが現れて、人力メリーゴーランドが現れて、それはもう本当に夢のような世界でした。

僕はレイ・ブラッドベリの「何かが道をやってくる」というファンタジー小説が子供の頃からすごく好きで、
突然不思議な楽隊がやってきて、サーカスがはじまって、そして過去と現在が交錯する悪夢のような物語です。

サーカスの魅力って、終わったあとに何も残らないっていうところじゃないかと思ってます。
あんなに華やかだったのに、次の日にはサーカスの痕跡も無く、ただの駐車場に戻っている。本当にサーカスは来たのかな、自分が見たものは幻だったのかな、と思うこと、そこに魅力を感じます。

1夜限りの出来事が、不可逆的に過ぎ去ってゆく。
楽しかった時間はもう戻らない。
その一瞬の美しさが移動式サーカスにはあるように思います。

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炎がボーッ!


京都での「祝祭のサーカスがやってきた!」も
その場所でしかできないことを作り上げて、やっぱり次の日には無くなっている。
サーカスは夢が詰まっていると思います。
消えてしまうから、終わってしまうから、美しい夢があるんだと思います。

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自分がこんなにも様々なコンテンポラリーサーカスに関わるとは思っていなかったけれど、
これからもたくさんのサーカスに関わっていきたいな、と思ってます。



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by takekiygalmuto | 2017-10-17 19:03 | 日記