作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

京都・大阪後記

京都公演
2007年11月9日(金)
京都・パーカーハウスロール
司会/歌・聖兒 武藤健城
ゲスト・シモーヌ深雪
ピアノ・板橋綾子

第一部

夜奏会テーマ曲(聖兒・健城)

小さな空(健城)
メケメケ(健城)
雨傘(健城)
酒場のパロール(健城)

第二部

死んだ男の残したものは(健城)
秋の日(健城)

アンコール

夜奏会テーマ曲(聖兒・健城)


☆☆☆


大阪公演
2007年11月10日(土)
大阪・ベロニカ京橋
司会/歌・聖兒 武藤健城
ゲスト・友部裕子
ピアノ・板橋綾子

第一部

夜奏会テーマ曲(聖兒・健城)

小さな空(健城)
野ばら(健城)
My ship(健城)

第二部

ブン(健城)
落葉(健城)


僕が歌った歌は上の通りです。
京都のパーカーロールハウスでは、ゲストはシモーヌ深雪さん。
何て素敵なんでしょう・・・。
20年以上前に日本で初めてドラァグクィーンとしてデビューしたうちの一人。日本のドラァグクィーンの第一人者といって過言ではない人。シモーヌさんのステージは、かなり素敵でした。
「シモーヌ深雪さんです!」とステージに呼び込むと、全身が黒のタイツみたいなものに覆われていて、顔も全く見えない。しかも、口のところに何かシャンデリアみたいな飾りがジャラジャラついている。辛うじて、胸が強調され、女の体独特のしなやかな体のフォルムがあるものの、顔を見ただけではドラァグクィーンには見えない。それにも関わらず、何か、女装、というか、女の格好をする、という域を超えた女のデフォルメ。
それは後半の衣装でも同じことが言えた。前半に比べれば、顔は見えているのだけれど、女になる、というタイプのドラァグではなく、女という要素を使ったオブジェ、という感じになる。
そして、そんな格好で歌を歌う。しかもシャンソンのスタンダードを歌う。
違和感バリバリである。何で、こんな格好で、こんなシャンソン・・・、と最初戸惑うけれど、見ているうちにそれが自然に見え、どうねじ伏せられたのか、その違和感が無くなっていく。
絶対に「不自然な状況」であるはずのものが、素敵なもの、これで正しい。これを見たい! という気持ちになってくる。
その凄さがシモーヌさんなんだなァ、と思いました。


大阪公演は、とにかくハコ、ベロニカ京橋がものすごく素敵な場所でした。
そして、その場所で素敵な御飯を食べて、お酒を飲んで、音楽を聞く。そういう場所でした。
友部裕子さんは、クルト・ワイルの「セーヌ哀歌」「ユーカリ」「人生は一度」など、シャルル・トレネの「風変わりな庭」や友部さん自身が作曲したミヒャエル・エンデの「紙の悲劇」など・・・。
どの曲も素晴らしい。特に久しぶりに「ユーカリ」が聴けたのは本当に良かった。
何でこの人はこんなに素敵なんだろう、と思う。歌も素敵、身のこなしも素敵。美しい高音も素敵だけれど、低いところで歌う艶っぽく、言葉のはっきりと聞こえる音域での歌いまわしが本当に素敵だった。そしてどの曲にも、そうそう!と思わせる説得力がある。
シモーヌさんの違和感がいつの間にか無くなっていくステージの凄さ、というのとはまた違う、最初から違和感の無いステージを納得させていく力。
本当に京都、大阪、とステージパフォーマンスの凄さを見、すごく勉強になりました。


って、僕の歌のことを全く書きませんでしたが、僕の歌ったものでは「酒場のパロール」が人気でした☆


さぁー、次は東京です!
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by takekiygalmuto | 2007-11-15 17:58 | 日記