作曲家/ピアニスト 武藤健城(イーガル)の公演情報などなど日々の白昼夢。


by takekiygalmuto

<   2019年 02月 ( 2 )   > この月の画像一覧

去年もいろいろありましたが
一番くだらなくて、どーでもよかったことはなにかな、と思いました。

なんだろう。
良かったこととか楽しかったことは、そりゃもう良かったし楽しかったから覚えてるよね。

でもくだらなかったことなんて、くだらなさすぎて全然覚えてないわけです。
もう、覚えてる時点で、それはもはや何かしらの思い出を伴ったくだらなくないことになってしまうわけで、
そんなわけで、去年一番くだらなかったことは、忘却の彼方にあるわけです。

さて、それでも何かくだらないことはなかったのか。
あったはずだ。

と、これまた手帳を見ながら考えてみます。

でもね、くだらないことは、ふいにやってくるわけで、
予め手帳に「くだらないことが起きます」だなんて書いてないわけです。
だからその、手帳には何も書いてないわけですよ。


じゃあ、何か僕なりに、くだらないこと=そんなに労力をかけなくてもいいものに渾身の匠の技を使ったもの=無駄遣い、と仮に定義してみたらどうだろうか、と考えました。
僕なりにしょうもないことに労力をかけたら、面白いけどくだらないなーぁ、と思うわけです。

何があったかしら、と思ったら、夏頃ですね、五次元歌謡ショーという、イベント名からもわかるくらいに、良い意味でくだらないイベントがありまして、それはですね、巨大なち○こ型ミラーボールを中央に鎮座させて、その周りで盆踊りをする、という櫻田宗久主催の大変有意義な催し物でして、それに出演した際に、夏をイメージした曲を歌う、というお題を頂きました。
色々考えた結果、「悪魔くん」の主題歌を、えーとあれですよ、エロイムエッサイム エロイムエッサイム ほらバランガバランガなんちゃらなんちゃらほい、って歌ですよ、それをピアノ弾き語り用にものすっごいアレンジしたんです。
その一回きりしか披露してないので、大変な無駄なんですが、これが結構労力がかかっていて、その結果報われないこの感じ、くだらなくて大好きです。
というか、一緒に出演していた内田春菊さんなんて、コーヒールンバ歌ってたし、夏をイメージした曲、って一体…。

あぁ、あれが去年一番くだらない出来事だったな、と大変楽しく思い出しました。
いや、いい意味でくだらないんです。

そんなイベントをしたサラヴァ東京ですが、2月17日にクローズしてしまいます。
僕は青い部屋が無くなって以来、プレオープンから出演させてもらっていたお店。
サラヴァ東京が無くなるのは複雑な思いですが、
今月の14日のセクシー大サーカスの、渾身のパフォーマンスをしようと思っておりますので、
みんな来てね。

2019年2月14日(木)「セクシー大サーカス」
渋谷 サラヴァ東京
18:45 オープン 19:30 スタート
出演:セクシーDAVINCI、イーガル、加納真実、目黒陽介、長谷川愛実、Yo-yo entertainer TOMMY
前売り 2900円 当日 3400円



あ!!


思い出した。

去年一番くだらなかったのは、ステージで演奏中にZOZOスーツを着て、お客さんに写真を撮ってもらって、
僕のサイズを測ろうとして買ったZOZOスーツを未開封のまま、放置してることだ。


いや、不毛。


今年も何一つ役に立たないブログ、がんばります。

by takekiygalmuto | 2019-02-07 22:29 | 日記
えぇと…
半年くらい? ブログを書いていませんでしたね。
あけましておめでとうございます。

さて、去年一年間、僕は一体何をしていたのかと、
確定申告のことをダラダラしながら手帳を見ていたら

大道芸フェスに
ながめくらしつやAYACHGAL、はたまたイーガルソロで出演したり
舞台作品を何本かやったり、
北原ミレイさんと共演できたり、
楽しいことがたくさんありました。

今年に入ってからは、
横浜の小学校で合唱曲を小学2年生たちと作ったり、
大道芸をしたり、ラジオ収録をしたり、と
まぁ、そんな感じで始まりました。

どんな一年になるか、楽しみです。



んな、ことよりだな、
僕は、年末。というか去年の12月中旬から年末まで何度の映画館に行っていたのです。
しかも同じ映画を見に。

「へレディタリー/継承」

というホラー映画なんですが、
もーーーっ! これがめちゃくちゃ面白くって、何度も見たくなっちゃったわけです。
主演のトニ・コレットの演技が凄まじく凄まじいのと、
映画が終わったときに、は?何これ?ってなるんですが、
それから思い返してみると、絶対にこれしかない、という映画の道筋が見えるんです。
こんなロジカルなパズルみたいな映画久々に見たよ。感動した。
それで答え合わせのためにまた見に行って…みたいな感じで最終的には、
年末かなんかは、深夜に映画館がやってたりするんですね。
うっかり、深夜に衝動に任せてへレディタリー。継承してまいりました。

僕的去年のベスト映画、ダントツトップですへレディタリー。おういぇあ。

そんでもってですね、去年はアメリカ映画でホラーは豊作だったとウワサを聞きまして、
こないだ「サスペリア」のリメイクを見てきたんです。
「君の名前で僕を呼んで」の監督が、リメイクしたんですね。

いやぁ、これがまた面白かった。へレディタリーとはまた全然違うんですが、
面白い。



さてさて。
近況です。

暇な日は大体、映画を見るか漫画を読むかアニメを見るか本を読んでいる僕ですが、
今年に入ってからは、漫画をたくさん読んでいました。

それから、本。最近読んだ本。


アール・コニー/セオドア・サイダー「形而上学レッスン」

セオドア・サイダーの「四次元主義の哲学」を読んだりなんかして、他の著書を読もうとしたらこれしかなく、読んでみたところ、形而上学の「問い」ごとにコニーとサイダーがそれぞれ、問題を整理して書いている素敵な形而上学入門書。
決して答えを出すための本ではなく、形而上学的問いとはどのようなものなのか、ということをいろいろな視点から書いている、大変入門に適した本でした。読めばあなたも形而上学通。ってな感じです。
やはり、サイダーの持つ、哲学的視点の明快さは読んでいて気持ちがよいです。

エリック・ホッファー「自伝」

波止場の哲学者と呼ばれたホッファーの自伝。波止場の労働者になる前までの出来事が語られています。
読み応えのある本でもなく、波乱の人生と呼べるほどには波乱も無いのですが、それでもいつどのようにホッファーが何を考え、感じていたのかを教えてくれる自伝でした。


石川宗生「半分世界」

4つの中短編です。「吉田同名」は、とある吉田さんがめちゃくちゃ増殖する話でした。大変美しい共同体のお話。素敵です。「半分世界」は、家が半分無くなって、中が丸見えなのに普通に生活している家族を観察する人々の話。こちらもものすごく良く出来ていました。
が、しかし、次の中編「白黒ダービー小史」がものすごい。「吉田同名」や「半分世界」で短編をきっちり書ける人だな、とは思ったのですが、もしかしたら長編をまとめられないのではないか、というような勝手な心配をしていたわけですが、この「白黒ダービー小史」は、とある町が白と黒に分かれていて、謎のサッカーみたいなゲームを街中で繰り広げている中で、対立する白黒両チームの選手たちの恋、ロミオとジュリエットのような恋模様が描かれています。
何となく、アメリカの現代文学的な雰囲気を感じました。ピンチョンとかフィリップ・ロスあたりの。
だがしかし、最後の短編「バス停夜想曲、あるいはロッタリー999」は、南米文学のマジックリアリズム的世界観、こないバスを待つゴドー感、小さな出来事から世界を構築していく様、ものすごい作家だな、と思いました。
4篇通じて、SFというよりは、もう少しマジックリアリズム的な純文学なんではないかという気もしましたが、大変好みです。これからも新刊が出たら読みたいと思います。

高山羽根子「オブジェクタム」

表題作の他、短編が2篇収録されていますが、とにかく表題作「オブジェクタム」が素敵でした。
本当にあった出来事なのか幻なのか夢なのか判別のつかない様々な事柄が同じように語られ、想像の世界の中で輝いている。そんな小説でした。
あぁ、美しい。





さて、今年も、何にも有益じゃないブログでスタートしましたね。
今年も一年、不毛なブログを目指します。

ことよろ!

by takekiygalmuto | 2019-02-07 21:55 | 日記